ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

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気象予報士の森本まりあです。
ここ最近は一気に寒くなり、朝お布団から出るのが辛いです…。
日中も風が冷たく、ついつい日の当たる所を探してしまいます。

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冬も近づいてきているということで、今回は冬にかけての天候をお伝えします。
まずは今日の寒さの原因から見ていきましょう。

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昨日から今日にかけては、西高東低の冬型の気圧配置となり、
上空には今シーズン1番の強い寒気が流れ込んでいます。

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今朝の寒気の様子を見ていきますと、
平地でも雪を降らせるような強い寒気が北海道をすっぽりと覆っていて、
山で雪を降らせるような寒気は、西日本付近まで南下しています。

この影響で、昨日から今日にかけては北海道各地で初雪の便りが、
初冠雪は彦根地方気象台が観測している伊吹山でも観測されました。
また、北九州上空にも、雪を降らせるほどではありませんが、
平年より冷たい空気が流れ込んでいます。

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特に明日の朝にかけて冷え込みが強まる見込みで、
あすの最低気温は北九州で6℃まで下がるでしょう。今シーズンの最低気温を更新しそうです。

その後6日(金)~7日(土)は雨で気温は高めですが、
この雨の後に再び寒気が流れ込み、季節がまた一歩先に進む見込みです。
そして、7日(土)は、暦の上でも季節の境目となってきます。

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7日(土)は二十四節気の1つ「立冬」で、暦の上では冬の始まりです。
北九州周辺では、今日のような冷たい木枯らしが吹き始めるころとなります。
ここからは、長期予報をもとに、冬にかけての天候を見ていきましょう。

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まずは、晩秋から初冬にかけて、11月の天気傾向です。
天気はこの先も周期的に変わり、一雨ごとに季節が前進していくでしょう。
一方で、気温は11月中旬ごろに平年より高い予想となっていて、
比較的過ごしやすい日も多くなりそうです。

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ただ、12月になると、一気に寒くなる予想が出ています。
12月から1月にかけての予想を見ていくと、
天気は曇りや雨、または雪の日が増える見込みで、気温も12月は平年並みか低くなる見通しです。

原因の1つが、現在発生しているラニーニャ現象で、
日本付近では冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込みやすくなるでしょう。

前回ラニーニャ現象が発生していた2017~2018年の冬は、
全国的に気温が低く、北九州周辺も1月24日ごろは、強い寒気の影響を受けて雪が積もりました。
交通機関に大きな影響が出たほか、寒さも厳しく、添田町で-5.9℃を観測しています。

この冬も、厳しい寒さになることが予想されます。
去年以上の、雪や寒さへの備えが必要となりそうです。