ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2020年04月22日 (水)

今夜は星降り黄砂降る

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
22日(水)から23日(木)にかけて、2つのものが降る予想です。

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それが流星と黄砂になります。今回はその2つについてお伝えします。
まず、22日(水)は「4月こと座流星群」がピークを迎えていて、流れ星を見るチャンスです。

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4月こと座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群以来の大規模な流星群です。
観察できるオススメの時間は22日の午後11時~翌朝にかけて、
1時間で最大10個の流れ星を見ることができます。

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そんな22日夜の天気はというと、次第に雲が広がりやすくなる見通しで、
見るなら早めの時間が良さそうです。
一方で、今年は新月が近いということで月明かりの影響は少なく、こちらは好条件でしょう。

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空を見上げる際、方角を気にする必要はありません。
流れ星は1点から全方位に放射状に飛び出すように見えるため、
空の暗い所で、空全体を見渡すようにしてください。
また、目が暗さに慣れるまで、長い時間見ることも必要です。
電気を消した部屋やベランダからも見られるチャンスはあるので、
晴れ間があれば夜空を眺めてみて下さい。

さて、22日(水)から23日(木)にかけて降るのは、星だけではありません。
黄砂も飛来するため、注意が必要です。

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予想を見ていきますと、23日(木)にかけて、黄砂が飛来する予想となっています。
濃度はそれほど濃くはなく、飛んでくるのは薄い黄砂でしょう。
4月は、こうした黄砂が多く飛来する季節でもあります。

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国内59地点の月別黄砂観測日数の平年値を見ていきますと、4月が年間で最も多くなっており、
次いで3月・5月と春の時期に多く観測されています。

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これは、黄砂が飛来する仕組みも大きく関係しています。
黄砂は中国大陸の砂漠などからやってくるもので、春になって雪解けが進むと、
砂が風で巻き上げられるようになります。
砂漠で舞い上がった黄砂は、上空の偏西風にのり、日本付近へとやってくるのです。

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黄砂が予想されるときは、洗濯物を部屋干しにしたり、車の洗車などは避けたりするのが良さそうです。
また、環境省によりますと、黄砂の飛来と目や鼻、皮膚などのアレルギー症状は関連があるそうです。
敏感な方は、対策をなさってください。