ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2022年1月

2022年01月26日 (水)

ことしの花粉は?

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気象予報士の森本まりあです。

すでに花粉を感じている方、いらっしゃいますでしょうか?
私は目がかゆく感じます。
花粉情報を書いているからなのか、すでに飛び始めているのか…

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まだ花粉を感じていない方も、そろそろ対策が必要です。
今回は、花粉の飛び始めやピークの時期、飛散量の予想を詳しくお伝えします。

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まずは飛び始めの時期についてです。
スギ花粉の飛散開始時期は、全国的にほぼ例年並みを見込んでいます。
九州や中国・四国、関東周辺から花粉の飛散が始まるでしょう。

福岡の飛散開始日は2月9日の予想になっていますが、
もう少し早くから影響が出てくるかも知れません。

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というのも、予測や発表に使われている花粉の飛散開始日には定義があり、
「1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を
2日連続して観測した最初の日」と決まっています。

この定義を満たす前から花粉はわずかに飛び始め、
来週には九州北部の広い範囲で次第に花粉の影響が出てくる見通しです。

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福岡のピークの時期は、スギ花粉が2月下旬~3月上旬にかけて、
ヒノキ科の花粉は3月下旬~4月上旬にかけてと予想されています。
例年と同じ時期にピークを迎えるでしょう。

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また、花粉の飛散量は、福岡で例年よりもやや多くなる見通しです。
7月の梅雨明けが早く、日照時間が多くなったことで、
花粉のもととなる雄花の量が多くなっていると見られます。
周辺の佐賀や長崎でも飛散量が多くなるでしょう。

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花粉が多く飛ぶ日は、晴れて気温が高い日、雨上がりの晴れた日、
そして乾燥して風が強い日になります。
こうした日は、万全の対策が必要です。

まもなく花粉シーズンに入りますから、花粉症の方は薬の準備など、
早めの対策を心がけておくと良さそうです。

みなさん、こんにちは!
アナウンサーの鈴木聡彦です。
冬の日々、いかがお過ごしですか?

さて、1月28日放送の きたきゅーラジオ では、
みなさんからの メッセージ を大募集中です!
テーマは「冬のココが好き!」

いろいろありますが、
やっぱり私は、今回番組でも紹介する
冬の豊前海の恵みです!!

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まずは、豊前海一粒かき!
ふっくらとして、まろやかな口当たりです。

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続いて、コチ!
海の底で暮らす魚、ぷりぷりの身がたまりませ~ん。

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さらに、ヨシエビ!身はもちろんのこと、
甘みのある味噌がつまった頭もサイコーです!

みなさんも、「冬のココが好き!」
ぜひ、教えてくださいね!
きたきゅーラジオ 放送は、28日(金)午後0時20分から。
番組で紹介する、豊前海の海の恵みについての
メッセージや質問もお待ちしています!!

2022年01月19日 (水)

寒さと少雨続く

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気象予報士の森本まりあです。
寒の内らしい厳しい寒さが続いていますね。

今朝は特に冷え込みが強まり、最低気温は飯塚-3.9度、行橋-3度、北九州-1.5度を観測しました。

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あすには二十四節気の1つ「大寒」を迎え、1年で最も寒さが厳しいころとなります。
あすの最高気温は7度~8度の予想で、日ざしも少なく、暦通りの寒さとなるでしょう。

また、寒さとともに続いているのが少雨です。

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きのうまでの30日間の降水量の合計を見ると、
八幡や行橋で11ミリ、飯塚で13.5ミリ、添田町でも20ミリに留まっていて、
平年比は15%~30%未満とかなり少なくなっています。
まとまった雨が降らず、空気の乾燥した状態が続いています。
ただ、週末以降は、この状況が少し変わってきそうです。

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23日(日)~24日(月)は、九州の付近を低気圧や前線が通過する見込みで、
広い範囲で降水が予想されています。
いわゆる南岸低気圧によるもので、気温が比較的高いため、
今回は山沿いを含めて、雪ではなく雨で降るところが多くなりそうです。

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23日(日)以降は、久しぶりのまとまった雨となり、寒さも少し緩んでくるでしょう。
今週と比べると、天気・気温の傾向ががらりと変わる見通しです。
雨の降り方など、今後の予報にご注意ください。

2022年01月12日 (水)

風力発電の秘密

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気象予報士の森本まりあです。
きょうは風が冷たく、とっても寒いですね。

ただ、北風が強まる今の時期は、
風力発電の発電量が年間で最も多くなります。
北九州市若松区 響灘の風力発電を訪ね、風車の秘密を取材してきました!

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上の写真は、響灘の海沿いに並ぶ10基の風車です。
クリーンで環境にやさしい電力を提供することを目的に、2003年に稼働を始めました。

北風が強まる冬場は、羽根が勢いよく回りますが、
実は風が強ければ強いほど良いわけではありません。

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風車は木の葉がそよぐ風速2m/s前後で回り始めますが、
風速25m/sを超える強風の時は、安全のために停止します。

風車にとって最適な風は風速6m/s前後になるそうで、若松区の響灘地区では、
年間の平均風速がその6m/s前後となっています。
安定して吹く風が、安定した電力の供給に一役買っているようです。

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実際に、風車をよく見ると、上の部分に風向・風速計が付いていました。
風車は風向・風速計で風の向きや速度を観測していて、そのデータをもとに、
羽根の向きや角度を変えています。
効率よく発電できるよう、自ら動いているようです。

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他にも風車にはさまざまな工夫が施されていました。
その1つが羽根の先に付いた、銅で出来た避雷パッドです。
この避雷パッドは雷対策のために付いていて、もし風車に雷が落ちた場合は、
羽を通って筒を抜けてストンと地面に抜けるような仕組みになっています。

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また、今回取材したのは陸上の風車ですが、今後は、響灘の海一帯に、洋上風車の建設も予定されています。

二十数基建設される洋上風力発電では、約17万世帯分の電気が発電できるようになると見込まれています。

響灘で吹く風を味方に、これからの暮らしのエネルギーを支えてくれることを期待したいと思います。

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最後に、今回色々教えてくださった北九州市エコタウンセンターの松井さんと。
ご協力いただき、誠にありがとうございました!

2022年01月05日 (水)

きょうは寒の入り

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あけましておめでとうございます!
気象予報士の森本まりあです。

きょうは二十四節気の1つ小寒(しょうかん)で、寒の入りです。
今夜は平地を中心に雨が降り、「寒の雨」となるでしょう。
標高の高い所では雪となりますので、あすの朝にかけて積雪や路面凍結にご注意ください。

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さて、小寒は寒さが次第に厳しくなるころで、日中も10度を下回るようになってきます。
最低気温の平年値は、北九州で3度、飯塚で1.5度と凍える寒さです。

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そして、さらに冷え込みが強まるのが20日の大寒のころです。
1年で最も寒く、北九州の最高気温は9度くらい、最低気温も2度台まで下がります。

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小寒から大寒、そして立春前日の節分までが寒中・寒の内にあたり、1年の寒さの底です。
この寒さを超えると、次第に春へと季節が進んでいきます。

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寒中の期間に出すものと言えば、「寒中見舞い」ですよね。
厳しい寒さのなか、相手を気遣い、自身の近況を報告する季節の挨拶状です。

また、「寒稽古」は、厳しい寒さのなか稽古に励むことで、
技だけでなく、精神も強くしようという意味合いがあるとされています。

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天気では「寒九の雨」という言葉があります。
寒の入りから9日目に降る雨のことで、由来ははっきりしないのですが、
冬に雨が降りにくい太平洋側などでまとまった雨が降ると
「豊作の兆し」として喜ばれるそうです。
福岡もこの時期は比較的雨が降りにくいですから、降れば恵みの雨と言えそうですね。

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向こう1週間の予報を見ると、あす朝までは雨や雪、11日(火)も傘マークがついています。
天気は周期的に変わる見通しです。

3連休となる今週末は、いまのところ晴れたり曇ったりのお天気です。
ただ、北九州市で成人式が行われる9日(日)は
予報が変わりやすくなっていますので、最新の情報をご確認ください。

気温は日中も10度を少し超えるくらいで寒さが続くでしょう。
1年間で最も寒い時期に入りますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。