ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2021年6月16日

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気象予報士の森本まりあです。
6月も中旬に入り、梅雨末期の大雨シーズンが近づいています。

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梅雨末期の豪雨で甚大な被害をもたらすのが「線状降水帯」です。
発生・発達する積乱雲が線状に連なり、同じような場所で非常に激しい雨が降り続きます。

気象庁ではあすから、この線状降水帯の発生を知らせるため、
「顕著な大雨に関する気象情報」の運用を開始します。

線状降水帯を事前に予測することは難しいですが、
災害の危険度を急激に高める現象として発生情報を発表し、
いままさに災害が迫っているという危機感を伝えるのが目的です。

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「顕著な大雨に関する気象情報」は、線状降水帯というキーワードを用いて発表されます。
発表された時には、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が高まっています。

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「顕著な大雨に関する気象情報」は、
警戒レベル4相当以上の時に発表されますので、
すでに自治体から避難情報が出されている可能性が高いです。

この情報は、より危険が迫っているということを伝える補足的な情報となりますから、
土砂災害や洪水のリスクが高い地域にお住まいの方は、
この情報を待つことなく、早め早めに避難をすることが大切です。

新たな情報も活かして、大雨の際は命を守る最善の行動をとってください。