2021年02月17日 (水)
冬型強まる 週末は暖か
気象予報士の森本まりあです。
きょうは冬型の気圧配置が強まり、雪や風が強まっています。
一方で、あさって以降はまた気温が上がり、春の陽気となりそうです。
まずは、あすにかけての予想から詳しく見ていきましょう。
北九州・筑豊地方では、あす昼頃にかけて断続的に雪が降る見込みです。
山沿いではきょう昼過ぎ以降、平地では今夜から雪の降り方に注意をしてください。
24時間予想降雪量は、
あす朝までに、山沿いで10センチ、平地で5センチ、
さらにあさって朝にかけて、山沿い・平地ともに1~5センチとなっています。
雪による視程障害や路面の凍結などにご注意ください。
また、あすまで厳しい寒さも続く見込みで、
八幡では、あす予想最低気温が0度、最高気温も3度止まりとなっています。
昼頃までは風がやや強く、
体感的には氷点下の寒さとなりそうですから、万全の防寒をなさってください。
さて、19日(金)以降はガラッと気温の傾向が変わっていきそうです。
上空の寒気と暖気の様子を見ると、
19日(金)には寒気が北へと退き、南から暖かい空気が流れ込んでくる予想です。
19日(金)以降は日ごとに気温が上がり、春の陽気となるでしょう。
八幡の予想気温を見ていくと、21日(日)~22日(月)にかけて、
気温は20度を超える見通しで、気象台からは高温に関する早期天候情報も出ています。
寒さの底はいったんあすまでで、
19日(金)以降は急激に暖かくなっていく見通しです。
寒暖差で体調を崩さないよう、十分お気をつけください。