ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2020年6月 3日

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気象予報士の森本まりあです。
今日3日(水)は梅雨前線の影響で、スッキリしない天気となっています。
本格的な雨の季節はいつごろになりそうか、今回は梅雨をテーマにお伝えします。

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まずは、全国の梅雨入りの状況から見ていきましょう。
今年すでに梅雨入りが発表されているのが、沖縄・奄美と九州南部、そして四国です。

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奄美は5月10日、沖縄は5月11日に梅雨入り、
そして九州南部と四国は先週末に梅雨入りの発表がありました。
四国で平年より5日早かったほかは、ほぼ平年通りの梅雨入りとなっています。
まだ梅雨入りしていない地域の平年日も見ていきましょう。

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九州北部では6月5日ごろ、中国・近畿は6月7日ごろ、
そして東海・関東甲信は6月8日ごろが梅雨入りの平年日です。
北陸や東北はもう少し遅く、例年では6月中旬に雨の季節に入ります。
今年まだ梅雨入りしていないこうした地域も、来週には続々と梅雨入りの発表がありそうです。

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北九州のこの先の予想を見ていきますと、
向こう一週間は晴れ間が出る見込みですが、11日(木)以降は雨が続く予想となっています。
九州北部では、来週中ごろに梅雨入りの発表があるかも知れません。
そして、今年は梅雨入り後の雨の降り方に十分注意をしてください。

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気象庁が発表した1か月予報をもとに、6月の天気のポイントをまとめました。
まず、気温の方は平年より高くなる見込みで、蒸し暑い日が増えそうです。
熱中症には十分注意をしてください。
そして、降水量は平年並みか多い予想ということで、梅雨時の雨量は多くなる見通しです。

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梅雨入りを発表するのは、こうした大雨に注意が必要な時期を迎えるにあたって、
「大雨災害に対する防災上の注意喚起」を行うためでもあります。
また、去年からは大雨の際に発表される気象情報や避難勧告などの情報が、
5段階の警戒レベルに分けられるようになりました。
そちらも改めて確認しておきましょう。

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まずレベル1は最新情報に注意、レベル2は避難方法を確認する段階です。
レベル3は自治体から避難準備の情報が出され、
高齢者や体の不自由な人、小さなお子さんがいるご家庭では避難を始める段階です。
レベル4は自治体から避難指示や避難勧告が出され、対象地域の全員が避難する段階となります。
そして、最も危険なレベル5の段階では、すでに災害が発生している可能性が高く、
この時に避難を始めても手遅れになる可能性があります。
大切なのはレベル5を待たず、レベル4までに全員が避難するということです。
命を守るためにも、早めの避難行動を心がけてください。

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また、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
避難をする際の密集を防ぐ「分散避難」という方法があります。
例えば、親せきや知人の家に避難をしたり、安全な場所で一時的に車中泊を行うこと、
ホテルなどの宿泊施設を利用することも避難方法の1つです。

今のうちに、自宅周辺の危険な場所を確認したり、ハザードマップなどを見て、
いざという時の避難場所などを確認するようになさってください。