ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2020年6月

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
今週は梅雨時とは思えないような、スッキリとした青空が広がっています。

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今回はこの梅雨の晴れ間と熱中症について、そして今後の雨の予想も、お伝えしていきます。
まずは、週末から23日(火)までの日照時間を見ていきましょう。

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前線が南下している影響で、ここ数日は晴れの天気が続いています。
八幡西区の日照時間は、22日(月)、23日(火)と12時間を超えている状況です。
また、21日(日)は夏至で、1年で最も日が長い日です。
これから7月上旬にかけての日の入りの時刻は午後7時半ごろと、
晴れれば日の長さを感じられそうです。

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また、良く晴れていることで気温も上がっています。
八幡の最高気温は22日(月) 31.4℃、23日(火) 32.7℃と、平年を5℃前後上回りました。
先週は比較的涼しい日もありましたから、
急激な気温変化と、照りつける日差しが体に堪えたという方もいらっしゃるかも知れません。

こうして急に暑くなる梅雨の晴れ間というのは、熱中症に十分注意が必要です。

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こちらは、北九州市内で熱中症により救急搬送された人の人数をまとめたものです。
人数は速報値となっていますが、既に28人の方が熱中症で搬送されていて、
そのうち屋外では11人、屋内では17人となっています。

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さらに、時間帯別に見ていくと、夜間の発生も多くなっていて、
午後6時~11時までに8人、午前0時~5時に1人となっています。
室内でも、あるいは夜の時間帯でも、熱中症に十分注意が必要です。
では、具体的にどのような点に気をつければ良いのか見ていきましょう。

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まず、室内での熱中症対策についてです。
部屋の室温は28℃以下が目安となりますから、
暑い日は無理をせずエアコンを使用するようにしてください。
その際には部屋の換気が必要ですから、扇風機や換気扇などを併用して、
部屋の空気を入れ換えるようにしてください。
それから、こまめな水分補給も大切です。

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これらのポイントは、夜間の熱中症対策にも有効となってきます。
夜寝る前や朝起きた時に水分をとること、また必要に応じて夜間もエアコンなどを使い、
部屋の温度を下げるようにしてください。

さて、明日25(木)以降は梅雨空が戻る見込みで、暑さも蒸し暑い体感へと変わっていきそうです。

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前線や湿った空気の影響で雨の降る日が多くなる見込みで、
特に25(木)は雷を伴い激しく降る所があるでしょう。
晴れ間が出る27日(土)は、再び30℃の真夏日となる見込みです。
その後、28日(日)以降はまた雨が降りやすくなり、蒸し暑い日が続くでしょう。
また、最低気温も高い日が増えて夜間もムシムシとしてきそうです。
熱中症には十分注意をしてお過ごしください。

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
長雨の季節に入りましたが、この時季を彩る花と言えばあじさいですよね。
今回は若松区の高塔山公園のあじさいの様子をご紹介します。

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高塔山公園には、およそ150種類、7万株あまりのあじさいが植えられています。
今ちょうど見頃を迎えているのが、大ぶりで丸みを帯びた「西洋あじさい」です。

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あじさいは植えられた土の特性によって花の色が変わると言われています。
例えば酸性の土で育ったあじさいは青色に、アルカリ性の土では赤みがかった色になるそうです。

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また、あじさいの楽しみ方は色だけではありません。形も様々です。

こちらの「ダンスパーティ」という品種は、四方に延びた八重咲きの花が特徴です。
華やかで可愛らしいですよね。

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また、高塔山公園では、小ぶりで繊細な花が特徴の「山あじさい」も咲いていました。
こちらは「山あじさい」の「紅(くれない)」という品種です。
咲き始めは白色ですが、日に当たると赤く色付いていくのが特徴です。

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こちらは「山あじさい」の「清澄沢(きよすみさわ)」という品種です。
花の縁が淡いピンク色に色付くのが特徴で、繊細な色の変化が素敵ですよね。

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ボランティアであじさいを育てている方によると、
先日からの雨もあり、あじさいの色づきは非常に良くなっているとのことでした。

さて、明日18日(木)~19日(金)にかけては、雨が予想されています。
あじさいにとっては恵みの雨となりそうですが、
雨量が多くなる恐れがありますのでご注意ください。

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気象予報士の森本まりあです。
北九州ではあじさいが綺麗に色付き、雨の季節を彩っています。

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今日11日(木)は九州北部も梅雨入りということで、
今回は梅雨についてと、この先注意をしたい蒸し暑さ・食中毒についてお伝えします。

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まずは、梅雨入りから詳しく見ていきましょう。
きょう6月11日は九州北部で梅雨入りの発表がありました。

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平年より6日遅く、昨年より15日早い梅雨入りです。
昨年より2週間ほど早くなっているのは、昨年が過去最も遅い梅雨入りとなったのが理由です。
九州北部の梅雨明けの平年は7月19日ごろですから、これから1か月くらいは雨の季節が続いていきそうです。

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また、きょうは梅雨前線が西日本から東日本付近に停滞し、広い範囲で雨が降っています。
九州北部以外にも、関東甲信や北陸、東北南部で梅雨入りです。
この先も強弱を繰り返しながら雨が続いていきますので、大雨情報など今後の気象情報にご注意ください。

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また、梅雨時ということで暑さもジメジメ・ムシムシとしたものに変わっていきそうです。
最高気温は、再び30℃以上の真夏日という日もある見込みで、湿度も高くかなり蒸し暑くなるでしょう。
また、最低気温は週末にかけて24℃前後と、夜は少し寝苦しく感じるかもしれません。
寝る前にコップ1杯の水を飲むようにするなど、こまめな水分補給を心掛けてください。

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また、気温・湿度共に高くなる梅雨時は、食中毒にも注意が必要です。
厚生労働省によると、梅雨時はO157やカンピロバクターなどの細菌性の食中毒が増えるそうです。
気温や湿度が高くなると、細菌が増殖しやすくなるからです。

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食中毒を防ぐ3原則は【付けない・増やさない・やっつける】です。
手には様々な細菌が付着していますから、その細菌を食材に【付けない】ためにも、
調理前や調理中など、こまめに手を洗うようにしてください。
生ものと他の食材とで調理器具を分けることも大切です。
また、菌を【増やさない】ためにも、買った食材はすぐに冷蔵庫にしまうなど、低温で保存をしてください。
そして、菌を【やっつける】には、加熱処理が重要です。生ものにはよく火を通すようにしてください。


梅雨入りと共に、ジメジメ・ムシムシとした季節がやってきます。
食中毒など十分注意をしてお過ごしください。

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気象予報士の森本まりあです。
今日3日(水)は梅雨前線の影響で、スッキリしない天気となっています。
本格的な雨の季節はいつごろになりそうか、今回は梅雨をテーマにお伝えします。

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まずは、全国の梅雨入りの状況から見ていきましょう。
今年すでに梅雨入りが発表されているのが、沖縄・奄美と九州南部、そして四国です。

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奄美は5月10日、沖縄は5月11日に梅雨入り、
そして九州南部と四国は先週末に梅雨入りの発表がありました。
四国で平年より5日早かったほかは、ほぼ平年通りの梅雨入りとなっています。
まだ梅雨入りしていない地域の平年日も見ていきましょう。

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九州北部では6月5日ごろ、中国・近畿は6月7日ごろ、
そして東海・関東甲信は6月8日ごろが梅雨入りの平年日です。
北陸や東北はもう少し遅く、例年では6月中旬に雨の季節に入ります。
今年まだ梅雨入りしていないこうした地域も、来週には続々と梅雨入りの発表がありそうです。

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北九州のこの先の予想を見ていきますと、
向こう一週間は晴れ間が出る見込みですが、11日(木)以降は雨が続く予想となっています。
九州北部では、来週中ごろに梅雨入りの発表があるかも知れません。
そして、今年は梅雨入り後の雨の降り方に十分注意をしてください。

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気象庁が発表した1か月予報をもとに、6月の天気のポイントをまとめました。
まず、気温の方は平年より高くなる見込みで、蒸し暑い日が増えそうです。
熱中症には十分注意をしてください。
そして、降水量は平年並みか多い予想ということで、梅雨時の雨量は多くなる見通しです。

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梅雨入りを発表するのは、こうした大雨に注意が必要な時期を迎えるにあたって、
「大雨災害に対する防災上の注意喚起」を行うためでもあります。
また、去年からは大雨の際に発表される気象情報や避難勧告などの情報が、
5段階の警戒レベルに分けられるようになりました。
そちらも改めて確認しておきましょう。

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まずレベル1は最新情報に注意、レベル2は避難方法を確認する段階です。
レベル3は自治体から避難準備の情報が出され、
高齢者や体の不自由な人、小さなお子さんがいるご家庭では避難を始める段階です。
レベル4は自治体から避難指示や避難勧告が出され、対象地域の全員が避難する段階となります。
そして、最も危険なレベル5の段階では、すでに災害が発生している可能性が高く、
この時に避難を始めても手遅れになる可能性があります。
大切なのはレベル5を待たず、レベル4までに全員が避難するということです。
命を守るためにも、早めの避難行動を心がけてください。

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また、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、
避難をする際の密集を防ぐ「分散避難」という方法があります。
例えば、親せきや知人の家に避難をしたり、安全な場所で一時的に車中泊を行うこと、
ホテルなどの宿泊施設を利用することも避難方法の1つです。

今のうちに、自宅周辺の危険な場所を確認したり、ハザードマップなどを見て、
いざという時の避難場所などを確認するようになさってください。