ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2020年2月20日

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こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
17日(月)は福岡でも初雪となりましたね。
私は雪が気になって夜中に何度も目が覚めてしまい、そのたびに窓の外を確認しました。

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18日(火)も真冬のような寒さが続いていましたが、
19日(水)以降は、日差しに春の暖かさを感じられるような陽気です。
まるで、冬と春を行ったり来たりの天気となっていますが、
今回はこの先の天気の移り変わりと、「春一番」についてお伝えします。

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まずは、九州の初雪から振り返ってみましょう。
17日(月)は九州各地で雪が降り、福岡以外にも、大分・熊本・長崎・宮崎で初雪となりました。
そして18日(火)の未明には鹿児島でも初雪が観測されています。

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このうち、福岡は明治24年の統計開始以来、最も遅い初雪で、
これまでに最も遅かった明治42年2月6日の記録を111年ぶりに更新する遅さとなりました。

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この先の気温の予想を見ていくと、雪が降るような寒さはなさそうですが、
気温の変化は大きくなりそうです。

21(金)予想最高気温は17℃と4月並みですが、23日(日)は12℃で冬の寒さです。
ただ、その後は再び気温が上がり、25日(火)は20℃が予想されています。
三寒四温という感じで、気温の変化を繰り返しながら春へと向かっていきそうです。

そして、気温の変化が大きいということは、天気も周期的に変わるということです。
こうしたタイミングで吹く可能性があるのが「春一番」です。

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春一番とは、季節が冬から春に移り変わる時に最初に吹く、強い南風のことを言います。
春一番には様々な条件があるのですが、九州北部ではまだ発表がありません。
では、その条件を見ていきましょう。

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期間は立春から春分までで、日本海に低気圧があることが条件です。
さらに、東南東から西南西の風が7メートル以上吹いて、
前日より気温が高くなることが必要となります。
これらの条件を満たす必要があるため、過去には春一番の発表がない年もありました。

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春一番というと、春らしい暖かさをイメージするかもしれませんが、
実は注意が必要なものとなります。
というのも、春一番は発達した低気圧によってもたらされますから、
強風が吹くおそれがあり、前線が通過するタイミングで雨が強まることもあります。
また、春一番の後は寒の戻りで寒くなることも多いです。

この先は、天気や気温の変化を繰り返しながら、春へと向かっていきます。
寒暖差も大きくなりそうですから、体調管理には十分お気をつけください。