ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

2019年10月17日

oshiete.png

こんにちは。気象予報士の森本まりあです。
だんだんと秋が深まってきて、朝晩を中心に空気がひんやりとしてきましたね。
小倉城の木々も、少しずつ色付いてきています。

191017-1.jpg

今回は、この先12月にかけての天気や気温の傾向、
今年の紅葉について書こうと思います。
まずは、残り半月の10月の天気の傾向から見ていきましょう。

191017-2.jpg

17日(木)~19日(土)は雨が降りやすいですが、その後は晴れる日が多くなりそうです。

191017-3.jpg

カレンダーで見ると、平年同様に晴れる日が多くなる見込みです。
また、気温は平年並みか平年より高い日が多くなる予想となっています。

191017-4.jpg

さらにその先、11月12月の予想も見ていきましょう。
まず天気は、11月も晴れたり雨が降ったりと数日の周期で変わっていく予想で、
12月になると、平年同様に曇りまたは雨や雪の日が増えていきそうです。
12月の降水量は平年よりも多くなるかもしれません。

一方で気温は、今年は寒気の南下が弱い予想となっており、
平年並みか平年よりも高い傾向が続く見込みです。
気温が高い傾向は全国的にも言えそうで、
この影響で、今年の紅葉は、全国的に平年並みか平年よりも遅くなりそうです。

日本気象協会によると、福岡は平年並みの予想です。
福岡管区気象台が観測している紅葉の平年日を見てみましょう。

191017-5.jpg

いちょうの黄葉は、いまから1か月後くらい、
かえではいちょうよりも2週間ほど遅く、11月25日ごろとなっています。
もうひと月すれば、市街地の木々も黄色に色付いてきそうですね。

191017-6.jpg

綺麗な紅葉が見られる条件としては、夏から秋にかけての天候が大きく関係しています。
まずは、ポイント①日照時間が多い点から見ていきましょう。

191017-7.jpg

木々が綺麗に色づくには、葉にたっぷりと日差しが当たることが必要です。
ただ、今年の日照時間はというと、
7月8月ともに平年を下回り、平年の7割から8割程度となりました。
そのため、今年の紅葉はイマイチなのかと思われるかもしれませんが、
これからの色付きを左右していくのが、秋の冷え込みです。

191017-8.jpg

最低気温が8℃以下になると色付きが始まり、
8℃を下回るようになって、2週間程度で見頃を迎えると言われています。
また、昼夜の寒暖差が大きければ大きいほど、葉は綺麗に色付きます。

山では紅葉が始まる気温となってきましたが、
北九州市などでは、11月中頃に最低気温が8℃を下回るようになってきます。
11月中旬以降は市街地でも一気に紅葉が進みそうです。

191017-9.jpg

最後に、北九州周辺のおすすめスポットと、今年の見頃予想をご紹介します。
まず、今月下旬にも見頃を迎えそうなのが英彦山です。
英彦山では、10月下旬~11月中旬が見頃となるでしょう。

その他、小倉城は11月中旬~下旬ごろに見頃を迎える予想で、
門司区の白野江植物公園では、
もう少し遅い11月下旬から12月上旬に見頃を迎えてくるでしょう。

191017-10.jpg

そして、嬉しいお知らせがあります!
川崎町の国の名勝 藤江氏魚楽園では、去年の7月の西日本豪雨で土砂が流れ込み、
閉園が続いていたのですが、来月11月1日から再開する予定となっています。
紅葉のライトアップも行われ、来月中旬から下旬にかけて見頃を迎えそうです。

早い所では、今月下旬から紅葉が楽しめそうです。
ぜひ、紅葉狩りの計画を立ててみてはいかがでしょうか?