ハレピョンブログ~NHK北九州だより~

アナウンサー・キャスター

2022年06月24日 (金)

お世話になりました!

アナウンサーの 鈴木聡彦 です。
梅雨時、いかがお過ごしでしょうか?

私ごとですが、転勤のため
今月で北九州放送局を離れることになりました。
ニュースブリッジ北九州 や きたきゅーラジオ など、
3年あまりの間に、いろいろな番組を担当させていただきました。

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なかでも、おととし12月に立ち上げた
投稿企画の 発見!小さな幸せ には、
毎日、紹介しきれないほど、
たくさんの写真や動画が届いています。
本当に、うれしい気持ちでいっぱいです!

次の勤務地は、海を挟んだ四国の松山放送局です。

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7月以降、テレビの「おはよう四国」や、
ラジオの「ホッと!四国」などを担当する予定です。

ひとつひとつの番組を、
精一杯務めていこうと思いますので、
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

みなさん、どうもありがとうございました!

アナウンサーの田中秀喜です。
今回の「きたきゅーラジオ」は、
4月19日に大火事に見舞われた“北九州の台所”旦過市場を特集しました。
同日夜放送の総合テレビの特番
「もう一度、この場所で~旦過市場火災 1カ月~」で
被害を受けた店主の側にスポットを当てていたことや、
「きたきゅーラジオ」という番組の性格を考え、
旦過のまちを愛する市民の側からのエールを届ける時間にしました。
今回ご紹介した“わたしの旦過市場”のメッセージは
総合テレビ「ニュースブリッジ北九州」で随時ご紹介するとともに、
北九州WEBにも一部掲載しています。
引き続き募集していますので、
みなさんの旦過市場に関するメッセージをお寄せください。

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写真中央は、テレビ特番の取材班のひとりで、
火事で営業できなくなっている老舗精肉店の店主・松田さんに密着した
木原清華ディレクター。
去年、総合テレビ「小さな旅」の取材で出会って以来、
松田さんの人柄にほれこんでいるひとりです。
今回のテレビ特番でナレーションを担当した私も
「やりますよ!」と力強く語る松田さんの笑顔に魅了されました。

なお、今回の「きたきゅーラジオ」、
【らじる★らじる】の聴き逃し配信は6月6日の正午までですので、
よろしかったらお聴きください。

2022年05月18日 (水)

20年前の思い出

アナウンサーの田中秀喜です。
早いもので、この仕事に就いて30年過ぎてしまいました。
その間、おもに九州・山口を転々としてきました。
前回北九州局に転勤したのが20年前!
“十年ひと昔”と言ったりしますから、“ふた昔”前の話です。
当時は旦過でモノレールを降りて、大門にある昔の局舎に通っていました。
旦過市場を歩いていると、「いつも見てるよ」と声をかけていただきました。
それまで街なかで話しかけられることなどなかったので、
旦過のまちのみなさんのフレンドリーさがうれしかったのを覚えています。
出勤時に通ることが多くてあまり買い物はできなかったのですが、
あの活気とノスタルジックな雰囲気が良いんですよねぇ。
じつは、去年再び北九州勤務が決まって家を探しに来た際、
真っ先に行ったのも、旦過市場内の飲食店でした。

そんな旦過のまちで起きた大火事から約1か月たちました。
旦過市場の北側入口の立ち入り禁止は解かれましたが、

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焼け残った建物が火事のすさまじさを物語っています。

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一方で、南側のエリアを中心に賑わいが戻ってきました。

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耳を傾けると、
店の人の声とともにお客さんのお見舞いのことばが聞こえてきます。
“北九州の台所”と言われ親しまれているのだと実感しました。

今月の「きたきゅーラジオ」は、旦過市場を特集することにしました。
復興に向けた最新情報とともに、
旦過のまちへのメッセージをご紹介します。
できるだけ多くの声を届けたいと考えていますので、
ぜひ、みなさんひとりひとりの
“わたしの旦過市場”への思いをお寄せください。
今回の「きたきゅーラジオ」や
「ニュースブリッジ北九州」で放送します。
投稿はこちらからか、
〒803-8555 NHK北九州放送局「きたきゅーラジオ」係、
FAXは、093-583-0735、
ツイッターは「#きたきゅーラジオ」とつけて投稿してください。
お待ちしております。

放送は、R1(ラジオ第1)で、
北九州・筑豊エリア向けに、27日(金)午後0時20分からです。
ぜひお聴きください。

アナウンサー生活31年目の田中秀喜です。

日々のニュースの他、さまざまな仕事をしていますが、
中でも特別な思いを持って取り組んでいるのが、朗読です。

きっかけは、前回の北九州勤務時に担当した、“聴く短編小説”「ラジオ文芸館」。
故・佐木隆三さんがアマチュア時代に書いた短編「野いちご」の読み手として参加し、
演出を担当した大先輩のアナウンサーの特訓を受けて、本番に臨みました。
ちなみに、実際に起きた犯罪をテーマに数多くの小説を著し、ノンフィクション・ノベルというジャンルを確立した佐木さんですが、
この作品は甘く切ない恋愛小説でした。
番組は、幸いなことにそれなりにご好評いただき、以後20年近く朗読に挑み続けています。
朗読番組を作るたびに自分の拙さを反省することにはなるのですが、
「放送を聴いてその本を読んでみたくなった」とか「自分で読んだときより内容が伝わった」
というご意見をいただくと、周りに気づかれないように小さくガッツポーズをしてしまいます。

そんな私が、またまた「ラジオ文芸館」を担当しました。
地元・北九州のアナウンサーとして、没後30年を迎えることし絶対実現したいと思っていた、松本清張作品の朗読です。
今回は「白梅の香」という時代小説を取り上げます。
「眉目優れた津和野藩の若侍・白石兵馬が、初めての江戸勤めで芝居見物に夢中になり…」と、
ひとつの出会いから思わぬ方向へと話が展開していく、清張らしいお話です。
今回は、本来ラジオでは伝わらないはずの「香り」を音響効果で表現してみました。
ご堪能いただけたら幸いです。

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放送は、今度の日曜日の「ラジオ深夜便」、日付が変わって16日(月)午前1時台です。
リアルタイムで聴けなくても、「らじる★らじる」などの聴き逃し配信なら放送後1週間、
パソコンやスマートフォンでお聴きいただけます(「日曜日放送分を聴く」をクリックorタップしてください)。

ページをめくる手間もいりませんし、私のように小さい文字を目で追う苦労もありません。
ぜひお聴きください!

みなさんこんにちは。
アナウンサーの 鈴木聡彦 です。
4月22日の「きたきゅーラジオ」は、
「春の味!合馬たけのこ」をメインテーマに
放送しました!

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たけのこが合馬で生産されるようになった
きっかけから、今年の出来まで、
合馬たけのこ体験園園長の
三村訓章さんと電話を結んでご紹介しました。

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地元ならではのたけのこ料理の話も登場。
三村さんのイチオシは、
写真の「床漬け」だとか。
たけのこをぬか床に漬けたもので、
ほんのりとした酸味と、
シャキシャキ感がたまりません!

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今回は、写真右の 江崎裕子さん に加え、
写真中央・営業担当の竹田有稀職員が出演。
NHK北九州放送局が作った、
「ドライバーのための防災手帳」を紹介しました。

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今回の「きたきゅーラジオ」をもういちど聴きたい、
または、生放送では聴けなかった、というみなさんにも
聴き逃しサービス があります。
インターネットの「らじるらじる」で
5月2日(月)の正午まで配信しています。
ぜひ、お聞きください!

番組では引き続き、みなさんからの
メッセージを募集中 です。
ツイッターの場合は、「#きたきゅーラジオ」とつけて投稿してください。
FAXは、093-583-0735
郵便の場合は、〒803-8555 NHK北九州放送局「きたきゅーラジオ」係まで
どしどしお寄せください。

また、 ニュースブリッジ北九州 との共同投稿企画、
発見!小さな幸せ でも、動画や写真の投稿をお待ちしています!

これからも、番組をどうぞ、どうぞごひいきに!

2022年04月15日 (金)

"私の好きな春!"大募集

みなさん、こんにちは!
アナウンサーの 鈴木聡彦 です。
すっかり春らしくなってまいりましたが、
いかがお過ごしでしょうか?

さて、4月22日放送の きたきゅーラジオ では、
みなさんからの メッセージ を大募集中です!
テーマは「私の好きな春!」

いろいろあると思いますが、
私が大好きなのは、今回番組でも紹介する
春の味、「たけのこ」です!

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特に北九州市小倉南区は、
地元のみなさんおなじみの
「合馬たけのこ」の産地ですよね!

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定番のたけのこごはんはもちろん、
地元ではいろんな食べ方で楽しんでいます。
たけのこだけに、とっておきの情報を
どんどん「掘り起こして」ご紹介しますよ~!!

みなさんも、「私の好きな春!」
ぜひ、教えてくださいね!
きたきゅーラジオ 放送は、22日(金)午後0時20分から。
「たけのこ」についての
メッセージや質問もお待ちしています!!

2022年04月01日 (金)

お世話になりました!!

こんにちは!
アナウンサーの藤重博貴です。

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北九州でも桜が開花。春ですね~。
日差しがやわらかく、あたたかさを感じます。
コロナ禍やウクライナ情勢の緊迫化など、閉塞感ただよう日々が続いている中で、
少しだけほっとするような、優しさに包まれている感覚があります。

さて、春と言えば出会いと別れ、とはよく言いますが…。
実は私も3月で北九州局を離れ、新年度からは東京に異動することになりました。
平日夜9時から総合テレビで放送中の「ニュースウオッチ9」のリポーターを担当します。

2018年7月、初任地・秋田から北九州に転勤し、3年8か月、お世話になりました。
後半の2年間は「ニュースブリッジ北九州」のキャスターとして、
さまざまな現場を取材し、ニュースを伝えてきました。

2年前の春はちょうど新型コロナの感染が拡大した時期でした。
未曾有の事態に、どのような情報を届ければいいのか。
キャスター就任当初、ずいぶん試行錯誤の日々だったことが思い出されます。

何より困ったのが、現場に出向き、みなさんの声を伺うことができなかったことです。
その後、感染がやや落ち着いてから、自ら現場を取材し、
番組内でキャスターとして伝えるまでを一貫して行えるようになりましたが、
次第に、北九州・筑豊のみなさんと一緒に番組を作っているという感覚を得るようになりました。

私たちがニュースを伝えられるのは、
町の課題や魅力といった、さまざまな情報の取材に応じ、出演して下さる方がいてこそ。
もちろん、番組に彩りを添える「小さな幸せ」に投稿して下さる方々も含めてです。
あたたかく、ありがたいご縁に恵まれ、本当に多くの方に支えていただきました。
感謝の思いが尽きません。

実は北九州局最後の仕事の一つも、そうした支えの上で実現したものです。
3年前から取材を続けてきた、田川市の更生保護施設についての記事の執筆です。
https://note.com/nhk_syuzai/n/n7a57b4285e31

3年前にラジオ特集「虐待された少女たちの“その後”」として放送しましたが、
その後のコロナ禍の状況を追加取材し、今回改めて記事にさせていただきました。

本当に北九州・筑豊のみなさんは熱い思いを持たれていて、
折に触れご連絡を下さったり、思わぬ再開をさせていただいたりとご縁がつながり、
その熱に背中を押していただきながら、
結果として4年近くもの間、色々な話題を取材することができました。

お世話になった1人1人、そして北九州・筑豊の景色を胸に刻みながら、
新年度からも、日々の暮らしを少しでも
後押しできるような情報をお届けしていければと思っています。
本当にありがとうございました。

そして、これからも、「ニュースブリッジ北九州」をよろしくお願いします!!

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