あらすじ

<第5回のトリセツ> 監修:小和田泰経

『麒麟がくる』をより楽しんでいただくために、ドラマ上の設定や展開、世界観をわかりやすく解説します。

鉄砲と国友村と本能寺

光秀が伊平次を探して訪れる鍛冶場・国友村(くにともむら/現在の滋賀県長浜市国友町)は、古くから製鉄技術が伝わり、質の良い鉄材も入手できたことから、種子島から鉄砲が伝来してすぐの天文13年(1544年)には、国産の鉄砲を生産していたとも言われています。
鉄砲は、根来(ねごろ)・堺(さかい)でも生産されていますが、国友村では足利将軍からの命によって生産がはじまり、のちに信長、秀吉、家康の天下取りを支え、堺と競った鉄砲鍛冶の村で、幕末まで国産鉄砲を生産していました。

また、本能寺は早くから種子島や堺で布教活動をおこなっていました。その種子島に鉄砲が伝わります。そのため、種子島にたくさんの信者をもつ本能寺に依頼すると、鉄砲や火薬の入手がしやすかったと言われています。

京の都で続く政権争いとは?
中央政権は今どうなっているの?

室町時代末期、京の都では政権争いや内乱が絶えず、度重なる戦火に街は焼かれ、公家や僧侶、将軍までもが逃げだすほどでした。
第5回で放送の天文17年(1548年)秋頃は、管領家の細川晴元が家臣である三好長慶に支えられて幕府の実権を握っている状態でした。

中央政権の勢力図

    美濃編(第1回~第17回)

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