紀行

第四十回 2021年1月10日

奈良県平群町・王寺町

大和と河内の国境に位置する奈良県平群町(へぐりちょう)。信貴山(しぎさん)には、聖徳太子が建立した朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)があり、毘沙門天を祭るこの地は、武士たちのあつい信仰を集めていました。

朝護孫子寺

大和を掌握した松永久秀は、信貴山城を軍事拠点とし、大改修を行いました。久秀の屋敷があったと伝わるこの地には、大規模な曲輪(くるわ)の跡が残されています。

信貴山城跡

織田信長に抵抗した久秀は、この地で応戦。この戦いで、朝護孫子寺は焼け落ちたといいます。

奈良県王寺町。自害に追い込まれた久秀の亡骸(なきがら)は宿敵・筒井順慶によって、達磨(だるま)寺に葬られたと寺に伝えられています。

達磨寺

三好氏の家臣から一国の主(あるじ)へと上り詰め、はかなく散った松永久秀。その生涯は、まさに戦国武将を代表するものでした。

あらすじ/第四十回 →
『麒麟がくる』紀行一覧 →

※NHKサイトを離れます