紀行

第二十七回 2020年10月11日

大阪府堺市

大阪府堺市。今井宗久は、国際貿易により栄えたこの町の有力商人として知られています。堺に鉄砲の製造法が伝わると、ここは一大生産地となり、商人たちは、戦国の世の特需に沸きました。

堺鐵砲(てっぽう)之碑

堺鉄砲鍛冶屋敷 ※内部非公開(江戸時代前期の住居兼作業場)

宗久をはじめとする商人たちは、茶の湯を通し、戦国武将と交流。茶室では鉄砲や火薬などの商談が行われたといいます。

海と濠(ほり)で守られたこの町は、大名たちの支配を受けず、商人たちによって治められていました。

「大寺さん」の名で親しまれている開口(あぐち)神社。会合衆(えごうしゅう)と呼ばれる有力商人たちはここに集まり、自治や経済について話し合いを行ったといいます。会合衆である宗久は、織田信長との仲介役を務め、やがて信長に重用されるのです。

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