紀行

第十七回 2020年5月10日

岐阜県岐阜市

金華山(きんかざん)のふもとを流れる長良川。斎藤道三とその息子・高政の親子が対決した地です。決戦の前、道三は稲葉山(現・金華山)の北、鶴山に陣を構えました。しかし、道三に味方するものは少なかったといいます。

劣勢の中、道三は討ち死に。遺体は埋葬され、「道三塚」が築かれました。
川の氾濫により度々流され、のちに、現在の場所に移され供養碑が建てられました。

道三塚

出家して家督も譲った道三が詠んだ辞世の句が残されています。

『捨ててだに
 この世のほかはなきものを
 いづくかつひのすみかなりけむ』

そこには「この世のほかにはなにもない我が身にどこに終(つい)の住みかがあるのだろう」とその思いをつづっています。

斎藤道三供養塔(常在寺)

下剋上により一国の主にまで上り詰めた道三でしたが、嫡男の謀反により、命果てることとなったのです。

あらすじ/第十七回 →
『麒麟がくる』紀行一覧 →

※NHKサイトを離れます