紀行

第十五回 2020年4月26日

静岡県静岡市

静岡県静岡市。かつてこの地は、今川義元の本拠地で、駿府と呼ばれていました。臨済寺は、太原雪斎(たいげん・せっさい)が開山(かいさん)となり、創建された今川氏の菩提寺(ぼだいじ)です。修行僧の道場として、今なお、静寂な空気を漂わせています。

太原雪斎木像(臨済寺 蔵)

雪斎は、幼少期の義元の教育係を務め、家督を継いだあとは、外交や軍事面から支え、今川氏の繁栄に貢献しました。雪斎は、このころ人質となっていた松平竹千代、のちの徳川家康の教育係も務めたといわれています。

竹千代君手習いの間(復元)

「黒衣の宰相」とも評された雪斎は、駿河・遠江(とおとうみ)、さらに三河へと勢力を拡大していく今川氏にとって、なくてはならない存在だったのです。

あらすじ/第十五回 →
『麒麟がくる』紀行一覧 →

※NHKサイトを離れます