紀行

第十三回 2020年4月12日

岐阜県岐阜市・揖斐川町

岐阜県岐阜市。守護・土岐氏が治めていた、かつての美濃の中心地です。鷺山(さぎやま)城は、一時、頼芸(よりのり)の居城だったといわれています。家督をめぐる、骨肉の争いが絶えなかった、土岐一族。頼芸は、斎藤道三の力を借り、守護の座につきましたが、力を増す道三により、実権のない形だけの守護となったのです。

鷹(たか)をこよなく愛したとされる頼芸は、多くの鷹の絵を残しています。その絵は「土岐の鷹」と呼ばれ、高く評価されています。

岐阜県揖斐川町。美濃を追放された頼芸は、各地を転々とし、ふたたび美濃に戻ったのは晩年のこと。かつての家臣、稲葉良通(よしみち)のはからいによるものでした。

頼芸は、81歳のとき、この地で静かに息を引き取ったと伝えられています。

法雲寺(土岐頼芸の菩提寺)

土岐頼芸の墓(天正10年12月死去と伝わる)

あらすじ/第十三回 →
『麒麟がくる』紀行一覧 →

※NHKサイトを離れます