紀行

第十一回 2020年3月29日

滋賀県高島市

滋賀県高島市。安曇(あど)川の中流、京都から日本海へ抜ける街道沿いに朽木荘(くつきのしょう)がありました。多くの物資と、情報が行き交うこの地を掌握する朽木氏は、室町幕府に大きな影響力を持っていました。

朽木荘

興聖寺(こうしょうじ)は朽木氏の館があったとされる場所に建立されました。将軍・足利義晴は、京(みやこ)の戦乱を避け、この館に身を寄せました。館の庭は、京から落ち延びた将軍を慰めるため、銀閣寺の庭園をもとに造られたともいわれています。

旧秀隣寺庭園(足利庭園)

義晴の息子、義輝も戦乱が続く京からたびたび、この地に逃れてきました。時代のうねりの中、将軍・足利義輝は、幕府の権威回復を目指すのです。

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