紀行

第五回 2020年2月16日

滋賀県長浜市

滋賀県長浜市。琵琶湖に注ぐ姉川のほとりに、鉄砲の産地としてにぎわいを見せた国友(くにとも)の町があります。

もともと鍛冶師が多く暮らしていた国友。種子島に伝来した翌年から鉄砲作りが始まったと伝わります。銃身を作る「鍛冶師」、銃床(じゅうしょう)を作る「台師」、カラクリを作る「金具師」に分かれ、製造されていました。

火縄銃

銃身の底を塞ぐネジの大量生産を可能にしたことから、国友の鉄砲は多くの戦で使われていきます。

太平の時代が訪れると、芸術性が求められ、金細工や象眼をほどこすようになりました。この技術は曳山(ひきやま)の飾り金具など、工芸品作りに引き継がれています。

江戸時代末期の火縄銃

人々を魅了する国友の優れた技術は、戦国乱世の後に、日本各地に広がっていきました。

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