紀行

第四回 2020年2月9日

愛知県津島市・名古屋市

愛知県津島市。ここに織田家の繁栄を支えた津島湊(つしまみなと)がありました。
津島湊は、尾張と伊勢を結ぶ河川交通の要衝で、交易が盛んに行われた商業都市でした。織田信秀の父・信定(のぶさだ)の時代に、物資が多く集まるこの地を掌握。津島の経済力を手にした織田家は信秀の代で飛躍を見せ、尾張統一に向け、躍進していきます。

津島湊跡(現・天王川公園)

津島は津島神社の門前町としてもにぎわいを見せていました。織田家は津島神社を氏神と仰ぎ、造営にも協力したと伝わっています。

古渡城跡(現・真宗大谷派名古屋別院<東別院>)

勢力を伸ばした信秀は、現在の東別院(ひがしべついん)一帯に古渡城(ふるわたりじょう)を築きました。隣接する下茶屋(しもちゃや)公園では、堀の跡を見ることができます。

下茶屋公園(古渡城の堀の跡を利用し作られたと伝わる庭)

信定と信秀が築いた織田家の経済力をのちに信長が引き継いでいくこととなるのです。

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