紀行

第三回 2020年2月2日

岐阜県瑞浪市・岐阜市

岐阜県瑞浪(みずなみ)市。美濃の国の守護・土岐(とき)一族は、鎌倉時代にこの地に土着し、「土岐」を名乗ったと伝わっています。室町時代には、足利将軍家を支える武士団として活躍し、幕府と深いつながりを築きました。

桔梗紋

土岐一族が用いた「桔梗(ききょう)紋」。土岐光衡(みつひら)が桔梗の花を兜(かぶと)に差して戦ったところ、敵を打ち破ったことにちなみ、家紋にしたと伝わっています。分家筋にあたる明智家も桔梗の紋を用いていました。

土岐一族の始祖・土岐光衡の像

家督争いを繰り返し、衰退の一途をたどる土岐一族。頼芸(よりのり)の時代には、家中の混乱に乗じ、斎藤道三が頭角を現しました。

頼芸が築いた館の一つ、枝広館(えだひろやかた)は岐阜県岐阜市の長良(ながら)公園一帯にあったといいます。

枝広館跡(現・長良公園)

道三に実権を奪われ、ついには美濃を追放されることとなる頼芸。土岐一族の栄光は、頼芸の代で潰(つい)えることとなるのです。

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