月の歌

江戸(えど)()どこどこ

通言総籬(つうげんそうまがき)」より
作詞・作曲 ケンモチヒデフミ
うた 水曜日のカンパネラ

てやんでぇ、やんでぇー
てやんでぇ、やんでぇー
てやんでぇ、てやんでぇ・・・

やーやーやー 丸太
こちとら魚虎をにらんで
水道産湯
膝元まれで、
拝搗をくらって
乳母日傘
日本橋った金箔つきの
江戸でい

けどもヘチマもねぇ
だってもトッテもねぇ
ふざけるんじゃねーや、このベラボーめ

いなせ いなせ 江戸言葉
いなせ いなせ ええええーんんー

みねえ みねえ 寿司くいねえ
宵越しのたねぇのさ
気前よくいこう

どうしたんだいおまえさん
あらあら、がたこみたいにじゃないか
ちいさいことでガタガタうなら
江戸看板おろせってんだよ

いなせ いなせ 江戸言葉
いなせ いなせ ええええーんんー・・・

江戸五月吹流
でいなせで気風よく
いが
それが江戸というものです」

てやんでぇ やんでぇー
てやんでぇ やんでぇー
てやんでぇ てやんでぇ・・・

ぶつけてきやがれ
豆腐
ケツののちいせえやつ
ぶつけてきやがれ
豆腐
ケツののちいせえやつ
「こまけえこたぁにしなさんな」

いなせ いなせ 江戸言葉
いなせ いなせ ええええーんんー・・・

らせ らせ 江戸
らせ らせ ええええーんんー

■解説

「江戸っ子どこどこ」
タイトルも面白いこの曲を作ったのは
いま話題のアーティスト、水曜日のカンパネラさん。

江戸五月吹流し 口先ばかりで はらわたはなし」

というように、江戸っ子には、ポンポンと荒い言葉遣いの人が多いけれど、心の中はさっぱりとしていて、裏で悪いこと言ったり、悪だくみをする人はいないと言われていました。

今のこどもたちにも、そんな裏表の無い、気持ちの良い人間関係を築いてほしいという願いを込めて、この歌を作りました。

映像には、みわサンをはじめ、コニちゃんや、落語家の桂宮治さんも登場して賑やかな江戸の様子を、楽しく伝えています。

<言葉の意味「通言総籬(つうげんそうまがき)」より>

  • 魚虎・・・江戸城本丸、五層の天守閣に金のしゃちほこが飾られていた様子
  • 水道産湯て・・・江戸は神田上水をはじめ、はやくから水道の恩恵を
    受けていました
  • 拝搗・・・拝むように丁寧にきあげられた精白米
  • 乳母日傘・・・乳母に抱かれ、強い日に当たらぬように日傘を差しかけられるなど、こどもが大事に育てられた様子

<「森の石松 三十石道中」より>

石松「飲みねえ 飲みねえ 飲みねえ、寿司を喰いねえ寿司を・・・・・
   もっとこっちい寄んねえ、おう江戸ッ子だってね」

船客「神田の生まれよ」