キッズワールド

幼稚園・保育所向け番組のひろば

放送番組を利用した保育実践

NHKラジオ第2「お話でてこい」を聴取して
~3年保育4歳児の実践から~

滑川町立滑川幼稚園 関口寿々香
(平成24年度 埼玉県放送教育夏季研究集会 研究発表より)

実践事例③

おはなしでてこい「こんとあき」の聴取を通して(録音 6月22日)

聴取中の幼児の様子

  • 「今日はおじさんとおばさんどっちかな?」と語り手が誰なのか興味をもつ。
  • 「絵本も一緒に見たい」と要求する。
  • オープニングテーマをすっかり覚え、聴取が始まると共に手拍子をしたり歌をうたったりする。
  • 以前に絵本を読んでいたのであらすじを話したり「次は〇〇するんだよね」とお話を先読みして話したりする。
  • 場面ごとに自分の思ったことをつぶやく。また、お話の中で困っている場面では困った表情、喜んでいる場面では嬉しそうな表情をするなど、感情が表情にも表れる。
  • お話に引き込まれながら集中して聴く。

教師のかかわり

  • 集中力をきらさないように、視聴している幼児の姿を見守っていく。
  • 幼児達の“絵本も一緒に見たい”という要求から、聴取と共に絵本も見せていく。

聴取後の幼児の姿

  • 「このお話大好き!!」「お風呂気持ち良さそうだったね」などと友だちや教師と一緒に感想を伝え合う。
  • 「こんになりたい」「先生お面作って~」と遊びに発展させたいという思いが芽生える。

こんとあきごっこへの発展

  • お面を準備しておくと喜んで身に着け遊び始める。
  • 自分たちが気に入った場面が電車に乗る場面だったので、椅子を並べて電車を作り友だちを誘い合って遊び始める。
  • ラジオを再聴取しながら、お話に合わせて遊び始める。
  • 友だちとのかかわりが少なかった男児Yと男児Kは、電車が好きなことから遊びに加わる。
  • 「お風呂がないね」「切符もほしいな」などと遊びに必要なものを考える。
  • 砂丘の場面などは、自分達でゴザを敷きながら遊びを進める。
  • 絵本をもちラジオと合わせながら場面を見ていく。
  • 何度も再聴取しながらこんとあきごっこを何日も繰り返して遊ぶ姿が見られる。