もしかしてインフルエンザ?
暖房がきいた部屋にいても体がぶるぶる震える―。
そんな「寒気・悪寒」を感じたあと、急激に熱が上がって…これって、もしかしてインフルエンザ?
典型的なインフルエンザでは、せきや頭痛、鼻水やのどの痛みなど上気道の症状に加えて、38度以上の高い熱、倦怠(けんたい)感や関節痛などの全身症状が起こります。また、症状が急激に表れるのも特徴です。

症状が強くてインフルエンザかもしれないと思ったら、医療機関を受診しましょう。合併症を起こすリスクの高い人は早めの受診が勧められます。
インフルエンザの症状、予防接種の効果、治療法について詳しく知りたい方はこちら
自分でできる感染症の予防
正しくマスクを着用しましょう
新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどの感染症予防には、「正しくマスクを着用すること」が大切です。
実は、マスクの効果を最大限に発揮させるポイントは装着方法にあります。
マスクはただ口と鼻を覆えば良いのではなく、顔にぴったりとすき間なく装着しないと効果を発揮しないんです。
マスクをつけるときは、「鼻」「ほほ」「あご」にすき間ができないように、しっかりフィットさせることがポイントです。
マスクを『つける前』に、鼻の形に合わせて山折り・谷折りすることで、すき間をなくすことができます。
また、あごを覆うことも大切。ただし、あごを覆うためにマスクを広げすぎると、ほほにすき間ができやすくなるので注意が必要です。
手洗いをしましょう!
“手をこまめに、しっかりと洗う”ことはとても大切です。
手に付いたウイルスを洗い流すことで、予防効果を高めることができます。外出後や食事の前には忘れずに洗いましょう。
また、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスには、消毒用アルコールがよく効きます。
手指の消毒や、テーブルなどを消毒することも接触感染を避けるために有効な方法です。
その寒気…腎盂腎炎(じんうじんえん)の可能性も
頻尿や、排尿時の痛み、残尿感・・・女性の2人に1人は生涯に経験すると言われる「ぼうこう炎」。
ありふれた病気というイメージがありますが、実は命に関わる危険なタイプもあります。
それが、急性ぼうこう炎の代表的な合併症、「腎盂腎炎(じんうじんえん)」です。
重症化すると命の危険もある、恐ろしい病気です。
ぼうこう炎の症状(頻尿、痛み)に加え、
- 38度以上の発熱
- 背中・腰の痛み
- 吐き気・寒気・全身けんたい感
などがあった時には「腎盂腎炎」の可能性があります。