【Q&A】制御性T細胞を使った治療法、移植後には実施できない?

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制御性T細胞を使った治療法、移植後には実施できない?

番組を興味深く拝見しました。私の母(59歳)は2年前に私の弟から生体肝移植を受け、免疫抑制剤を服用しています。制御性T細胞を使った治療法では、移植に先立って患者と提供者のリンパ球を採取して混ぜ合わせるということでしたが、移植した後では、この方法は行えないのですか?
なお、母は移植1年後に免疫抑制剤の量を減らしましたが、検査値が悪化して元の量に戻しました。最近また減らしたところ、今度は問題なく生活できています。それでも免疫力が低下しているため、毎日マスクが必要で、混雑した場所には行けないなど、いろいろ気を使っています。(34歳 女性)

専門家による回答

肝臓移植を既に受けられた患者さんでは、今回の細胞治療で免疫抑制剤を減量・中止可能かどうかはまだ分かりません。現在、北海道大学では、このような場合でも我々の細胞治療法の有効性を確かめるための臨床試験を開始できるよう、急ぎ準備を整えているところです。