【Q&A】心房細動の注意点

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不整脈心房細動と診断され2年です。日常生活はそんなに不便はありません。ただ疲れやすいのは実感してます。今後どのような注意生活が必要なのか、またこの病気は治ることもあるのでしょうか。(66歳男性)

専門家による回答

心房細動は、心臓の4つの部屋のうち、上にある心房という部屋が規則正しく収縮せずに文字通り細かく不規則に動いている状態で、その動きは1分間に300-400回と言われています。そのうちの一部が下の部屋である心室という部屋に伝わり、その伝わり方によって心室の動きが早くなったり、逆におそくなったりします。従って、適切に脈を調節する必要があります。この心房細動による脈の速さによって心不全が悪化することがあります。しっかりと脈の速さが調整されているかを適宜評価して、問題がある場合は薬で調整をしてもらってください。また、心房細動は、発作的におこるタイプと慢性的に持続してしまっているタイプがあります。発作的に起こるタイプや持続的になっても早期であればアブレーションといって心房細動を止める治療もあります。また、いずれもタイプも心房の中に血栓(血の塊)ができて、一部がはがれて飛んでしまうと脳梗塞を起こすことがあります。従って、年齢や他の状態に応じて血をサラサラにする薬(抗凝固薬)も合わせて飲む必要があります。

(2016年4月6日(水)、7日(木)放送関連)

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