【Q&A】コロナ禍による心の不調 家族としてどう接する?

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知的障害がある20歳代の息子がいます。 高校卒業後就職しましたが、雇用先は初めての障害者受け入れで、ひたすら叱られる日々。そのうち通えなくなり退職し10年近く経ちます。それでもコロナの前までは、家事を自分から手伝ったりしてくれていたのですが、外出がままならなくなった頃から、じっと座りこんだり食事を取らなくなりました。また、言葉が非常に攻撃的で会話も難しい状態です。
父親は定年退職後も働き続けていますが、それも来年の秋まで。母親は仕事をしていますが持病の治療も続けています。いつまで息子の生活を支えられるか不安です。どのように接すれば良いのでしょうか。(50歳代 女性)

専門家による回答

コロナ禍も影響して、息子さんのこころの不調が強まっている可能性があります。両親としては、現在の攻撃的な言動や将来の経済的なことなど多くの心配をされていると思います。
まずは、お住まいの地域の「ひきこもり地域支援センター」や市町村窓口に相談にいかれてはいかがでしょうか。現在、会話が難しいということですが、声かけのコツなど関わり方を学ぶための親向けの家族教室を実施している機関もありますので、参加をおすすめします。

(2020年11月23日(月)~26日(木)放送関連)

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