【Q&A】歩くと痛くなるのは心臓病?

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歩くと痛くなるのは心臓病?

22年前に心筋梗塞、12年前に狭心症の既往歴があり ステントが計3本入っています。歩くとみぞおちが痛くなる症状が以前からあり、最近は平らな道でも少し歩くと痛いです。ただ2分くらい休むと治ります。症状は心筋梗塞や狭心症のような胸の締め付けられる感じとも違い、胃痛・胸焼けのようです。負荷心電図検査も受けましたが心電図には波形の異常はないといわれました。ただ5分くらいして痛くて歩けなくなり、検査も中止しました。(このときも2分で治りました)。
超音波、CT検査も受けていますが、異常なしとのことです。この痛みがどこからくるのでしょうか。(79歳 男性)

専門家による回答

冠動脈CTで否定されているのであれば、心臓の表面を走る太い血管(冠動脈)にはとくに問題となる狭窄はないものと考えられます。
軽い運動をしたあとに繰り返し同じような症状が出現するようであれば、「狭心痛」を疑います。「狭心症」は一般的には心臓の表面を走る血管が狭くなるものですが、この表面の血管に異常がなくても、心筋内の微小な血管レベルで異常や障害がおきることがあり、それにより胸痛を生じることが知られています。
この方の場合、こうした心筋内の微小な血管障害からくる痛みではないかと思われます。