【Q&A】尿酸値を下げる痛風の薬の副作用について

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昨年、6月よりフェブキソスタットを服用し尿酸値が低下しましたが、それに伴い肝機能の値が上昇してしまいました。2月の時点でALT170、AST42。医師の判断で1か月薬を中止、検査をしたところ、ALT114、AST50となりましたが、今度は尿酸値が上昇してしまいました。薬の副作用で、肝機能に影響が出ることが多いのでしょうか。(31歳 男性)

専門家による回答

尿酸をできにくくし尿酸値を下げる薬は現在6種類、フェブキソスタットを含めていずれも副作用として肝機能障害があります。ただし肝機能障害が出ても他の5種類に変更すると異常が生じることなく使えることが多いです。したがって、1つの薬で肝機能異常が生じた場合は、薬を中断せずに他の薬に変更するのがよいでしょう。また、服用をはじめて半年間は1か月に1回程度、肝機能の検査も合わせて受けるようにします。

(2016年5月23日(月)、24日(火)放送関連)