【Q&A】透析か腎臓移植か

更新日

腎機能を表す数値(GFR)が10を切り、担当医師から「透析を考えてください」と言われました。しかし透析を受ける心の準備がなかなかできません。一方「ご主人から腎臓を提供してもらえるなら、それが最もよい」とも言われています。夫は「提供できるなら提供するよ」と言ってくれます。
ただし夫には糖尿病や高血圧などの持病があります。どうしたらよいでしょう。なお20代のころからずっとカリウム制限などをしてきました。
(65歳 女性)

専門家による回答

腎臓の提供を申し出てくれるご主人がいるとのことで非常に恵まれている状況と思います。ただしすでに腎機能(GFR)が10を切っているので時間的に余裕がありません。ご主人には持病もあるようです。生体腎移植の場合には腎臓の提供を申し出てくれるご主人の安全が最優先されます。
ご主人の糖尿病、高血圧などの管理状況、合併症の状況、動脈硬化の評価などの検査を進め、腎提供手術をすることに問題なしと判断されれば、腎移植を受けることができます。その間にあなたの腎機能がさらに低下し、透析が必要となった場合のことを考え、まずは透析の準備をすること、その後必要に応じ、透析を受けるようにしましょう。その後、腎移植が可能となれば、透析から腎移植に変更して生活を続けることができます。

(2018年2月5日(月)~8日(木)放送関連)