【Q&A】痛風の薬と腎機能低下は関係ある?

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35年前から痛風で、最初は尿酸生成抑制薬、25年前から尿酸排せつ促進薬で治療しています。去年の健康診断で腎機能低下の可能性を初めて指摘されました。推算GFR(糸球体ろ過量)57.9です。尿酸排せつ促進薬は腎臓に強く働きかけるそうですが、この薬が腎機能低下の原因でしょうか? ほかには原因に思い当たりません。(57歳 男性)
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専門家による回答

尿酸排せつ促進薬を服用することで、直接腎機能障害をきたすことはありません。ただし、尿中の尿酸濃度上昇のため尿路結石ができる可能性があり、このための尿管閉塞・水腎症による腎機能障害の可能性があります。このため尿酸排せつ促進薬服用開始からまもない時期は、十分な飲水とともに野菜類の摂取を増やし尿のアルカリ化に努めます。
腎機能が低下しているとのことですが、高尿酸血症が持続すると高血圧を合併しやすくなり、高尿酸血症による血管障害とともに動脈硬化をきたし、腎硬化症を発症することが多いと言われております。

(2018年2月5日(月)~8日(木)放送関連)