【Q&A】腎機能が悪くなったのはなぜ?

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2017年の健康診断で血清クレアチニン値1.18で腎機能障害と言われました。以後の検査値は、0.90(5月)、0.93(8月)、0.88(11月)、0.91(2018年2月)です。また尿素窒素は9.7(5月)、10.1(8月)、10.4(11月)、11.6(2018年2月)です。薬は処方されていません。
なぜクレアチニン値が高くなったのでしょうか?加齢でしょうか?
2年前まで食べ物にケチャップやしょう油をたっぷりかけていましたが、その影響もあるのでしょうか。たばこは吸ったことがなく、お酒もここ数年は、年1回でコップ1杯足らず。スナック菓子やケーキ類はたまに食べる程度です。週2回は運動し睡眠も8時間とるようにしています。
また、一度上がった数値は下がらないのでしょうか?(44歳 女性)

専門家による回答

同じ健康診断で尿検査には異常がなかったものとして回答します。
血清クレアチニン高値については様々な原因が考えられます。血清クレアチニンが上昇するのは、腎機能の低下以外に、運動選手などで筋肉量が多い場合、また検査前日の肉類の摂取でも、一時的に上昇することが知られています。
まずは血清クレアチニン以外の方法で腎機能を確認してください。具体的には血清シスタチンC検査をうける、蓄尿によるクレアチニンクリアランス検査を実施するなどが考えられます。
44歳で加齢による腎機能障害が起こることは通常ありません。過去の食生活、体格などから若年からの高血圧、それによる腎硬化症、動脈硬化なども可能性としては疑われます。なお、食事や、筋肉量が多いことに伴う血清クレアチニンの上昇は、これらの原因が取り除かれれば数値が下がってきます。

(2018年2月5日(月)~8日(木)放送関連)