【Q&A】子どもの慢性副鼻腔炎 放置すると重症化の危険がある?

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22歳の息子のことです。子どもの頃に鼻づまり等の症状があったため、耳鼻咽喉科を受診すると「副鼻腔炎だね。大きくなったら治るよ」と言われました。しかし、大人になった今でも鼻水、鼻づまりの症状は改善されていません。
受診を勧めていますが、「もう慣れた」と言って放置しています。放っておくことで、どんどん悪化してしまったり、癌など重篤な病気になってしまうことは無いのでしょうか?(52歳 女性)

専門家による回答

子どもの慢性副鼻腔炎は放置しますと重症化する場合があります。早いうちに治療して治しておいたほうが良いでしょう。また、重症化してもがんになることはまず無いと考えてよいです。一般に子どもの慢性副鼻腔炎は薬物療法など保存的治療を行いますが、大人になりますと鼻茸が形成される頻度が増え、手術を要することが多くなります。

(2017年2月22日(水)、23日(木)放送関連)

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