【Q&A】腺がんで5年前に切除手術・肺に陰影があるが今のうちにできる治療は?

更新日

平成24年6月に腺がんの開胸手術をし、右上葉を切除しました。ステージはIAで抗がん剤は選択しませんでした。
4年目のCT検査ですりガラス陰影があり経過観察中です。このままがんになるのを待つしかないのでしょうか?今のうちにできる治療があればと思っています。
また再発の場合、先進医療を含めどのような治療がベストでしょうか?(59歳 女性)

専門家による回答

すりガラス陰影の場合、1cm程度なら定期的に経過観察し、1.5cm程度の大きさに増大するようなら手術を考慮します。また、陰影の濃度が上昇するような場合も手術を考慮します。
すりガラス陰影を示す場合、再発よりも新たに発生したがん(第2がん)の可能性が高いです。
今回の陰影ががんだとしても、効果が絶大な先進医療はなく、手術あるいは定位放射線治療を考えます。

(2017年2月16日(木)放送関連)

関連する病気の記事一覧