【Q&A】乳がん患者の骨シンチ検査 6年以降は必要ない?

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12月で丸6年になる乳がん患者です。ステージ1で温存手術、放射線、ホルモン治療をしてきました。多発性がんだったこともあり6年経った今でもホルモン剤を続けています。
あとは年1回のマンモ、CT、MRIをしています。
質問ですが5年までは骨シンチも検査していたのですが「6年以降は必要ない」とのことで去年から骨シンチの検査が省かれました。
乳がんは骨に転移しやすいと聞いた事があるのですが骨シンチの検査は必要ないのでしょうか?(49歳 女性)

専門家による回答

Stage Iで術後6年経過しているのであれば今後の再発の危険はかなり低くなっているでしょう。
骨シンチを受ける目的は骨転移の早期発見ですが、骨シンチを受けても「生存率」は変わらないという過去の世界のデータから骨シンチ検査は勧められていません。

(2016年11月9日(水)放送関連)