【Q&A】前立腺肥大症の手術後の頻尿について

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前立腺肥大症の手術後の頻尿について

5年半前の前立腺肥大症の手術後、フェソテロジンフアル酸塩、コハク酸ソリフェナシンなどを服用しています。現在、夜間は2時間毎にトイレへ行くようになっています。それも我慢出来ない感じでまるで手術前に戻った感じです。
ただ、前立腺はないので勢いはいいです。PSAマーカーも1以下です。睡眠不足になっています。どうすればいいのでしょうか?(81歳 男性)

専門家による回答

夜間の尿意が頻回に生じる原因には、前立腺肥大症以外にも加齢にともなう膀胱[ぼうこう]の萎縮や過活動膀胱という、膀胱に尿がたまることに過敏な反応を示す病態があります。尿が勢いよく出ているのに夜間頻尿ということであれば、フェソテロジンフアル酸塩、コハク酸ソリフェナシンといった薬は妥当な処方と思われます。
ただし、一点注意しなければいけないのは、夜間の尿量そのものが増えていないかどうかです。青年期ごろまでは夜間の尿量は昼間の尿量の半分以下です。一度、1日の尿量を昼間と夜間に分けて測ってみて、もし夜間の排尿量が昼間を上回っている様であれば、夕食後の水分の取りすぎ、就寝前の塩分や高たんぱくな食事の過剰摂取、腎機能の低下などの理由が考えられます。
また、入浴時間を早くするだけでも夜間の尿量が減ることもありますので、一度ご自身の生活や食習慣をチェックされるとよいかと思います。

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