【Q&A】抜歯への影響は?関節リウマチで骨粗しょう症の薬を服用

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今現在、関節リウマチと小腸クローン病を患っています。リウマチでは骨粗しょう症(リセドロン酸ナトリウム)の薬を服用していますが、「抜歯をする際は薬を3か月休止して下さい」と言われています。最新の治療情報では薬を止めないでも抜歯できると聞いたのですが、本当でしょうか?(40歳 男性)

専門家による回答

あなたの全身の状態、口の中の状態、リセドロン酸ナトリウムの服用期間が不明ですので、正確にはお答えできないのですが、確かに、骨粗しょう症の薬を止めないでも抜歯できる場合があります。例えば、骨粗しょう症の薬の投与期間が3年未満で、口の中の清掃状態が良好で、歯ぐきに炎症がなく、全身的にも骨粗しょう症薬の対象となる病気が比較的軽症な場合、さらには、短時間で抜歯ができるような軽度の症状の歯であれば、薬を止めないでも抜歯ができます。いろいろな条件がありますので、一度、専門の先生にご相談なさることをお勧めします。

(2016年6月6日(月)放送関連)

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