血友病の治療

けがなどによって出血したとき、出血を止めるために重要な働きをする血液凝固因子のうち、どれかが欠けるために出血が止まりにくくなるのが血友病です。血液凝固因子は12種類ありますが、そのうち第8因子が不足するのが血友病A、第9因子が不足するのが血友病Bです。ほとんどの場合、遺伝子の異常によって起こる先天性の病気で、男性に多く発病します。軽い衝撃でも内出血したり、関節内で出血して炎症を起こすことがあります。