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【監修:昭和大学医学部乳腺外科 中村清吾(なかむら・せいご)教授(日本乳癌(がん)学会 前理事長)】

危険度チェックにご参加ください

乳がん検診は、原則、40歳以上の方が対象で、2年に一度。乳がんは若い頃の発症は少なく、40代から急にリスクが高まる病気だからです。ただし20代から30代でも検診を受けるよう、日本乳癌(がん)学会が勧めている人たちがいます。
それは、遺伝の影響で乳がんになりやすい人。乳がん患者の5%から10%を占めるとみられています。
気になる方のために、セルフチェックの方法をご紹介します。
チェックするのは、曽祖父母や、いとこなど、第三度近親者と呼ばれる範囲までです。父方も母方も対象です。

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乳がん遺伝リスクチェックリスト

選択肢のうち、あてはまるものを選んでください。

checkmark 家系が同じ側に、2人以上乳がんになった人がいる。
(父方に1人、母方に1人という場合は、当てはまりません。)

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checkmark1人で、2つ以上の乳がんを発症した人がいる。再発ではなく、それぞれが初めて発症した乳がんのことを指します。

checkmark45歳以下で乳がんになった人がいる。

checkmark男性で乳がんになった人がいる。

checkmark 卵巣がんになった人がいる。