心肺蘇生法の手順(胸骨圧迫とAED)<<動画で解説>>

更新日

セルフケア・対処不整脈心不全胸が痛い動悸(どうき)がする胸・心臓循環器・血管

心肺蘇生 「胸骨圧迫」の方法

呼吸が止まった人がいたら、すぐに119番通報をして救急車を呼びます。近くに人がいたら、救急車とAEDの手配を頼みます。救急車を待つ間の心肺蘇生として、まずは胸骨圧迫をします。
※中断は最小限にしましょう

胸の真ん中を強く5cm沈む程度、早く絶え間なく押します。1分間に、100~120回のテンポで行います。

【Point】
胸骨圧迫を強く、速く、絶え間なく行いましょう。

心肺蘇生 AED(自動体外式除細動器)の使い方

AED(自動対外式除細動器)がある場合は、AEDを使った心肺蘇生を行います。AEDはどなたでも簡単に扱えます。
※音声ガイドに従ってください。

【手順】

  1. 電源を入れる(ふたを開けると、自動的に電源が入る機種もあります)
  2. 意識・呼吸を確認する
  3. 胸をはだけさせ、四角い袋を取り出す
  4. パッドを取り出し、青いシートからはがす
  5. パッドをガイドに沿って、右胸と左脇腹に貼る
  6. 体に触らず、心電図を調べるのを待つ
    ※電気ショックの前に「みんな離れて」と声を出して、手振りも使って離れるように指示する。
  7. ボタンを押す
  8. 電気ショック後、ガイドにしたがって、ただちに胸骨圧迫を再開する

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年12月 号に掲載されています。

きょうの健康テキスト
テキストのご案内
※品切れの際はご容赦ください。
購入をご希望の方は書店かNHK出版お客様注文センター
0570-000-321 まで
くわしくはこちら

この記事は以下の番組から作成しています

  • きょうの健康 放送
    餅だけじゃない!窒息の予防と応急処置