【ふつうってなんだろう?#8】タカミ(29)のふつう

更新日

29歳のタカミさんはステージで歌を歌う活動をしている。
幼い頃は、とにかく楽しいと思ったことはいつでもどこでもマネをして遊んでいたが、ある時、学校で友だちに注意されたことがきっかけで大好きだったマネを封印した。
やがて音楽と出会い、ステージで歌を歌い始めるようになったタカミさん。大好きな歌という表現を追求するなかで、大嫌いだったマネも「武器」になると思えるようになっていって・・・
総合テレビ・Eテレで随時放送中

※この番組では、発達障害の当事者ご本人に、自らの独特な感じ方や周囲との摩擦の内容を語って頂き、その内容をアニメで表現しています。
表現の内容や方法は、当事者ご本人とアニメーターさんがやり取りをして、作っていきました。

いっしょに制作して

当事者・タカミさんから

最初はどんなアニメーションになるのか想像がつかなかったのですが、出来上がった作品の中の幼いころの自分をみて、本当に楽しくマネをして遊んでいたときの自分を思い出し、うれしくなりました。アニメーションを見た人がどんなふうに受け取ってくださるか心配もありますが、この作品がこれまでお世話になった先生や、今学校に通っている子どもたちなど、いろいろな人に届くといいなと思っています。
ありがとうございました。

アニメーター・大桃洋祐さんから

タカミさんのように自分と他人との感じ方の違いに悩んだ経験は誰にだってあることなんじゃないかと思います。だから「ふつうじゃない」ことは「ふつう」のこと。じゃあ「ふつう」ってなんだろう?考えれば考えるほど他人事ではないように思えてきます。解決への第一歩はきっと相手を知る事です。
このアニメが誰かにとっての第一歩になってくれたら嬉しいです。
今回タカミさんの歌声に合わせてアニメーションを作りました。タカミさんの「とくべつ」な力で作品を一緒に作れた事をとても嬉しく思っています。

アニメーション作家:大桃洋祐
1985年生まれ。東京藝術大学デザイン科卒。同大学院修了。フリーランスのアニメーション作家として「みんなのうた」「おかあさんといっしょ」などのテレビ番組や「マルコメ×タニタ食堂」などのCMにて監督・制作を務める。

発達障害って何だろう

»『発達障害って何だろう』はこちら