【ふつうってなんだろう?#7 学習障害(LD)】ユウスケ(16)のふつう

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16歳のユウスケくんは手で文字を書くことが苦手。
頭で思い浮かべた文字を手で書こうとすると人の3倍以上時間がかかってしまう。しかしパソコンを使えば"ふつうに"文字を書くことができる。そこで高校受験の時、試験や入学後の授業でパソコンを使いたいと説明するも簡単には受け入れてもらえなかった。そんなユウスケくんが同じような悩みを抱えている人たちに伝えたいこととは?
総合テレビ・Eテレで随時放送中

※この番組では、発達障害の当事者ご本人に、自らの独特な感じ方や周囲との摩擦の内容を語って頂き、その内容をアニメで表現しています。
表現の内容や方法は、当事者ご本人とアニメーターさんがやり取りをして、作っていきました。

いっしょに制作して

当事者・ユウスケくんから

アニメの制作にかかわって、自分の伝えたいことが整理できた気がします。
話し合っている中で、自分が何を1番伝えたいのかを、問われた時に、一度立ち止まって考える必要がありました。
今までは、相手と1対1で、最悪相手にだけ伝わればいい状況でしたが、不特定多数の人に理解してもらうには万人がわかりやすいような内容を心がける必要があり、色々な工夫が必要でした。
また、自分は直接あっていないのですがアニメーターさんは、僕の話を聞いただけでアニメを作ってしまったのですごいなと思いました。

アニメーター・中内友紀恵さんから

ユウスケさんは自らについて『僕はこういうことが困難だから、こうしたい』と、常に外へ伝える努力をされてきた方だったので、私はアニメーターだからこそできる方法でそのお手伝いができたらと思いました。
他人からは分からないハンディキャップを抱える人が「ふつう」という無意識で否定されることなく、例えば視力の弱い人が眼鏡をかけるように...それぞれの生活を補助してくれるものが特別扱いされることなく使える日常になることを願います。

アニメーション作家:中内友紀恵
北海道出身、東京都在住。幾何形体をベースとした単純化されたシルエットの作画を得意とし、キャラクターデザイナー・アニメーター・イラストレーターとして活動する。
企画協力  一般社団法人 読み書き配慮