【動画でわかる認知症】広がる地域の集い ~認知症カフェと交流会~

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動画でわかる認知症

※この映像はNHK認知症キャンペーンの一環として2015年から2016年に放送された番組です。

マスター:認知症について皆さんの悩みや疑問にお答えする認知症カフェ『どーも』にようこそ。

グッチ:ねぇ、マスター。もっと気軽に認知症の悩みや情報は、病院へ行かなくても近所で話せるってとこないですかね?

マスター:いい質問ですね!そんな方のためにですね、特別のメニューを用意しました。これね、地域の中で行われている、さまざまな取り組みなんですよ。

グッチ:認知症の人と家族の会、交流会... へぇ~いろいろあるんですね。

大谷:今ね、認知症の当事者やご家族が気軽に参加できて、交流できる場が増えてきてるんですよ。

グッチ:そうなんですか。ところで...どちら様でしたっけ?

マスター:こちら、このカフェの常連さん。地域ぐるみ、街ぐるみでさまざまな対策を取ってらっしゃる、認知症介護のエキスパートなんですよ。何でもいいです。お聞きになってください。

グッチ:ちょっといいですか。まず、この認知症カフェというのは?

認知症カフェ

マスター:裕三さん、ここも認知症カフェです。認知症を語り合うためにオープンしたんです。

グッチ:そうですよね。今こういうカフェが増えてるんですか?

大谷:今年から政府が認知症の国家戦略ということで、この認知症カフェを普及させようということで、今推進してるんですね。

月に一度、公民館で開かれている認知症カフェです。認知症の人やその家族、地域の住民、そして福祉介護スタッフなど様々な人が集まって語り合います。ここでは認知症の人もイキイキと働いています。

認知症カフェ

「毎回いつもお手伝いいただいて、すごい助かってます。」
「みんなに教えていただいてやってるので、ホントにうれしいです。」

認知症の専門医が素朴な疑問に答えるコーナーもあります。

「人の名前聞いてもすぐに忘れてしまうんです。」
「私もよくあります。」

専門職に気軽に相談したり、当事者同士の情報交換ができる認知症カフェ。認知症の人を地域で支えようという場になっているんです。

グッチ:いや、いいですね。楽しそうで笑いがあってね。

大谷:認知症カフェの良い所はですね、一つは認知症の当事者や家族が気兼ねせずに、気軽に参加できる。そしてリラックスして、地域の住民さんやいろんな参加者と、自然体で過ごせるというところがとてもいい所なんですね。参加した地域住民さんにとってはですね、実は認知症の人の理解が深まって、共に支えようという意識が高まる場にもなるんです。

マスター:そういう効果もあるんだ。

大谷:そして内容もさまざまで、例えば認知症の当事者や家族が、役割を持って社会参加するというタイプもあれば、地域交流やレクリエーションを中心にするところとか、あるいは学習や相談の機能を備えてるものもあるんですね。

グッチ:こういうのが行われている場所は、どこに聞けばいいんですか?

大谷:まだこれからの取り組みなので、全国各地にあるわけじゃないんですけれども、でも市町村や介護保険の窓口とか、あるいは地域包括支援センターなどに尋ねてみられるといいと思います。

認知症カフェ

グッチ:他にもあるんですか? この交流会っていうのは?

大谷:色んな地域の中で認知症の人や家族を応援しようとする会は増えてきてますね。また若年認知症の本人交流会というのもあるんですよ。認知症の当事者や家族が自由に参加して話し合って、悩みを打ち明けあったり、介護相談をしたり、介護のヒントを得たりするんですね、心のケアにもなっているんです。

認知症カフェ

グッチ:やっぱりオープンにして話すことは大切なんですね。

大谷:とても大切ですね。一番大事なのはですね、認知症の当事者や家族が自分達だけで抱え込まないことですね。ですから早い段階からこのような交流の場を生かして、仲間を得たり、あるいは地域の人とつながりあうということが求められてると思います。

グッチ:いろいろあるんですね。僕は他の認知症カフェにも行ってみようかなぁ。

マスター:ここに来てくださいよ~!