「発達障害って何だろうスペシャル」未公開映像⑥ 発達障害のある人の就労に力を入れている会社社長にインタビュー

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発達障害のある人は、疲れやすかったり、コミュニケーションに問題があったりするなどして、なかなか職場に定着できません。しかし、細やかな工夫を重ねたことで、発達障害のある人が長く勤められるようになった会社があります。その会社の社長にインタビューしました。

社長

例えば注意欠陥とか、落ち着きがないとか空気が読めないって、僕の中にもたぶん全部あるんですよね、全部ある。発達障害のある人たちは、その程度のギャップが大きいだけだと思ってるんですよね。なので、発達障害者とはどんな人たちですかって言われたら、みんないろんな個性を持ってると思うんですけど、その個性の濃淡が極端に激しいっていうだけだと思うんですよね。で、その極端に激しい個性にいままで社会が向き合ってなかったんですよ。何でかというと、同一性の高い環境。学校教育もそうですし、会社とかもそうじゃないですか。そういう環境で、育てられていた。もしくはそういう環境で頑張ることこそ、幸せになれる。いわゆるそれは高度経済成長期に人口ボーナスも相まって、そこのエスカレーターに乗ってたら、幸せになれたわけじゃないですか。だから個性の濃淡が激しい人たちは取り残されていたんですよね。でも、今そういう時代じゃなくなってきてるじゃないですか、なので色んな人がそれぞれの人の個性に向き合わなきゃいけなくなってるし、もっと言うと、インターネットとかスマートフォンが出てきて、今まで均質だと思われていた個性がどんどんばらけているじゃないですか。これって発達障害のある人たちにとっては、社会がようやく自分たちがなじめる形に変わってきている社会だと思うんですよね。こういう社会においては、(発達障害のある人たちが)徐々に活躍できる機会が増えていくんじゃないかなと思っています。多様性社会とか、1億総活躍社会と言われていく中に、より馴染みやすくなってくるはず、だと思ってます。

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