【発達障害の子を育てて③】診断を受けて思ったこと

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他の子どもと違う娘...「私のせい?」 真紀子さんは、次第に自分を責めるようになっていきました。

「私の接し方が、もしかしたらこの子のなんか、ちょっとわがままになりすぎるところとか、言うこと聞かないところとかっていうのが、私がもっとこう強くピシャっと言えるような育て方をしてたりとか、私の接し方がもっとちゃんとしているんだったら、そういうふうな、(ちゃんとした)態度が取れるようになるのかなって思うと、なんか、どんどん追い込まれていきましたね...」

娘が4歳のとき、真紀子さんは意を決して、娘を病院へ連れて行くことにしました。

「何なんだろうと思って。その時は本当に「発達障害」というのが頭にあったわけじゃなかったんですけど、何か分かるのかもしれないって検索をして、病院を探して、救いを求める感じで...私のせいじゃないといいな、何なんだろうこの育てにくさ、っていう原因が分かって楽になれたらいいなっていう感じで受診をしました」

病院で告げられた診断名は、「広汎性発達障害」でした。

「あー、障害なんだっていうショックはもちろんありましたけど、それを何十倍も上回るくらいほっとしたんですよ。良かったっていう言葉が適しているのか分からないですけど、本当にほっとしたんですね。ずっと自分を責めたりとか、この子もおかしいんじゃないかとも思ったりもしましたし、でも、どうやらどっちも違うみたい。娘がすごくおかしいわけでもない。私の育て方がすごくおかしいわけでもなく、とりあえず理由もあるし、手だてもあるらしい、っていうことだけが分かったら、私のせいじゃなかった、みたいな。ほっとしたのを覚えてますね。ちょっと霧も晴れた気分でしたね」