避妊に失敗してしまう間違った対策方法とは?

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避妊、してますか?

1日40件――これは何の数字だと思いますか?
じつは、10代の人工妊娠中絶の届け出件数なんです。以前に比べて減ってきているとはいえ、中絶をするために性行為をする人はいないはず。計画しない妊娠を避けるためには、正しい避妊が大切です。番組では、16歳から22歳の女性5人に集まってもらい、最も身近な避妊法であるコンドームについて聞いてみました。

Q:パートナーに「コンドームつけて」って言える?

あなたはいくつ分かる? 避妊実力テスト

インターネットやSNS、雑誌、友だちどうしの会話など、さまざまな場面で避妊にまつわる情報を目にしたり耳にしたりすることがありますよね?
そうした情報は玉石混交。正しいものもあれば、間違った情報が拡散している場合もあります。下のクイズであなたの避妊の実力をチェックしてみましょう!

避妊実力テスト

答えは・・・すべてバツ。間違いです。

月経が長引くと、月経と排卵が重なる可能性があります。とくに、若い女性はホルモンのバランスが不安定で排卵の時期も乱れがちです。そのため、月経中でも妊娠する可能性があります。「安全日はない」と考えて!
また、月経中でも性感染症のリスクに変わりはありません。常にコンドームを使うようにしましょう。

じつは、射精の前から分泌液の中に精子が含まれているため、膣外射精をしたとしても、妊娠する可能性があります。実際、中絶をした人のうち、約20%の人が膣外射精だったという報告もあります。膣外射精は避妊ではありません

精子は酸に弱いため、性交後に炭酸飲料で膣を洗えば、精子が死んで妊娠しないというウワサがありますが、これは全くの間違いです。精子が酸に弱いとはいっても、食品に含まれる酸の程度では死滅しません。それに、精子は射精後すぐに子宮に到達するため、性交後に膣を洗っても効果はないのです。

その通りです。1度の射精で放出される精子の数は2億~3億といわれています。1回目より多少減ったとしても、2回目、3回目でも妊娠の可能性に変わりはありません。2回目以降も避妊が必要です。

コンドームは2枚重ねにすると、コンドーム同士がこすれあい、摩擦でやぶれやすくなるため、かえって危険です。性行為をするときは、1枚のコンドームを最初から最後まで正しく使いとおすことが大切です。

皆さんはいくつ正解できましたか?
正しい避妊の知識を身につけて、自分と相手の体、人生を守りましょう!

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この記事は以下の番組から作成しています

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