腰部脊柱管狭窄(さく)と末梢(しょう)動脈疾患の見分け方

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腰部脊柱管狭窄と末梢動脈疾患の見分け方

しびれ・痛みがなくなる姿勢

歩いていると症状が強くなって歩けなくなり、少し休むと回復する「間欠跛行(かんけつはこう)」。腰部脊柱管狭窄と末梢動脈疾患は、これが共通していて見分けにくいのがですが、見分けるための良い方法があります。
それは、間欠跛行の症状が現れたときに、「しびれ・痛みがなくなる姿勢」を調べること。

腰部脊柱管狭窄の場合、まっすぐに立って休んでも、しびれ・痛みはあまり取れません。しかし、「前かがみ」になって休むと、すぐにしびれ・痛みがなくなります。

一方、末梢動脈疾患の場合は、まっすぐに立って休むだけで、しびれ・痛みがなくなります。ただし、しびれ・痛みがなくなるのは、すぐにではなく、10分以内に徐々になくなります。

この違いで見分けることはできますが、2つが合併している場合は見分けることは困難です。

「末梢動脈疾患」かどうかは、腕と足の血圧を同時に測定する「ABI検査(※)」を医療機関で受けることによって診断されます。腰部脊柱管狭窄を治療しても、なかなかよくならない場合は、「ABI検査」を受けてみましょう。

※ABI検査についての記事
★『動脈硬化の進行度がわかる検査2』

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年7月号に詳しく掲載されています。

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