動ける体を取り戻す!「神経」の働きをよくする体操

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神経に働きかけて体の動きをよくする体操

私たちの体は、加齢とともにだんだん若い頃のように動かなくなってきます。
その原因の一つは、脳から筋肉へ「こう動け」と命令を伝える「神経」の働きの低下。筋肉は十分にあっても、神経が上手に筋肉を動かせなくなってしまうことで、思った通りに体を動かせなくなってしまうのです。

そこで、体を動かす上で、特に重要な「体幹の神経」に働きかけて、体の動きをよくする体操を、3種類ご紹介します。

日頃、立つ、歩く、座るといった決まった動きしかしていないと、体幹の神経を十分に使うことができていないかも。ご紹介する体操で、いつもは使っていない体幹の神経を上手に刺激すると、体のバランスを保ちやすくなったり、俊敏な動きができるようになったりして、転倒や寝たきりのリスクを減らすことにつながります。

毎日、それぞれを10回程度行うと、1週間ほどで効果が現れることが期待できます。毎日でなくても「思いついたときに時々行う」、「どれか1種類の体操だけ行う」でもOKです。

ときどき鏡を見て、頭でイメージしたとおりに体が動いているか確認すると効果的です。

以前に比べ自然と大股で歩けるようになったり、機敏に動けるようになるという実感はもとより、番組の調査では、筋力、バランス力、柔軟性を評価して、転倒や寝たきりの危険度をはかる検査の数値が、向上するという結果が得られました。

※普段運動をしていない方やお年寄りにとっては、少なからず体へ負担がかかります(特に「がにがに体操」)。転倒や関節を痛める可能性がありますので、体力に自信のない方は絶対に無理をしないでください。また、運動をして痛みが出た場合にはすぐに中止してください。

神経を刺激する!くねくね体操1「くの字体操」

やり方
足を肩幅に開き、頭を固定して、腰を左右にくねくねと振るように動かす。

ポイント
体全体が「く」の字になるよう、頭や腰の位置をしっかりと意識すると、より頭と体幹の筋肉を結ぶ神経が働くので効果的。

神経を刺激する!くねくね体操2「Sの字体操」

やり方
足を肩幅に開き、体で「S」の字を作るように、肩と腰を左右に平行移動させる。肩を先に動かして 腰が後から追いかけるイメージで。

ポイント
両肩が斜めにならず、水平になるよう維持しながら左右に動かす。イメージ通りに体が動いているか、肩と腰の位置をしっかりと意識する。

神経を刺激する!「がにがに体操」

やり方

小刻みにジャンプしながら、足を上げ、ひざとひじをつける。

ポイント

力を入れて無理に足を上げようとせず、体の弾みを利用して足を上げる。最初、あまり足が上がらなければ、ひじの位置を下げて行ってもOK。無理なくできるようになったら、徐々にひじの位置を高くしていく。

2017年8月30日(水)放送 ガッテン!
「カラダ若返りSP 1週間で動ける体が復活!」より

(専門家のプロフィール)
荒木秀夫(あらき・ひでお)
徳島大学 教授
専門:運動生理学、運動行動制御論

経歴:東京教育大学体育学部健康教育学科卒業
   筑波大学大学院博士課程体育科学研究科修了(学術博士)

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