非歯原性歯痛~筋・筋膜性歯痛の治療~

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一般の歯科で治療できる「筋・筋膜性歯痛」

筋・筋膜性歯痛

非歯原性歯痛の8つの原因の中で、一般の歯科で治療が可能なのは「筋・筋膜性歯痛」の場合です。これは、側頭筋や咬筋(こうきん)など、ものをかむそしゃく筋や、首の筋肉、さらに、その筋膜の痛みが原因で起こる関連痛です。そのほかの原因の場合は、各分野の専門知識が必要となるため、一般の歯科から大学病院の歯科口腔外科(こうくうげか)や各分野の専門医を紹介することが多くなっています。

『非歯原性歯痛』とは?

筋・筋膜性歯痛の治療

筋・筋膜性歯痛の治療

病気について正しく理解

筋・筋膜性歯痛の多くは、ストレスや歯を食いしばるなど、筋肉の緊張状態が原因で起こります。このような、病気についての正しい理解が治療の第一歩です。

悪い習慣の自覚と改善

ストレスや緊張状態を生み出す日常生活の悪い習慣を自覚することも大切です。歯ぎしりや食いしばり、上下の歯をずっとくっつけている、頬の内側をかむ、硬いものやガムを長時間かむなど、無意識に行っているくせなどは、意識して直していく必要があります。
最近は、長時間同じ姿勢でパソコン作業をしていることが原因で筋・筋膜性歯痛になる患者さんが多いようです。時間を決めて休憩をとったり深呼吸するなどして、緊張をやわらげる工夫をしましょう。うつ伏せであごをつけて寝る姿勢も、あごや筋肉に負担がかかるため、控えましょう。

薬による治療

痛みを抑えるために、非ステロイド性抗炎症薬などの痛み止め(鎮痛薬)を使うこともありますし、補助的に筋弛緩薬を使うこともあります。また、トリガーポイントに局所麻酔薬や炎症を抑えるためのステロイドを注射することもあります。

理学療法

痛みの軽減には、理学療法も効果が期待できます。痛みがある部分の筋肉に、ホットパックを使って温めて血流を良くしたり、指で軽くもみほぐしたりします。予防的に、口を開けたり閉じたりを繰り返すストレッチなども効果的ですが、痛みが強い場合は無理に行わないことが大切です。

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年6月号に詳しく掲載されています。

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