【あの人の健康法】冒険家・三浦雄一郎 "超人"も苦しんだメタボ時代とは?

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三浦雄一郎

「きょうの健康」では、放送開始50周年を記念して、各界を代表する方々の健康の秘訣や闘病記を「あの人の健康法」としてご紹介しました。今回インタビューを行った冒険家の三浦雄一郎さんは現在85歳ですが、背筋がピンと伸び、肌のつやも良く、まったく年齢を感じさせない若々しさ。そんな三浦さんの健康法を伺いました。

★「きょうの健康」では7月16日に『50周年特別シリーズ あの人の健康法「三浦雄一郎」』のアンコール放送を予定しています。
また、6月21日に「あの人の健康法 竹原慎二」を放送予定です。お楽しみに!

三浦雄一郎の冒険歴 謎の空白

三浦雄一郎 年表

三浦さんは、30代から50代にかけて、エベレストやキリマンジャロといった、世界七大陸すべての最高峰から、スキーで滑り降りるという世界初の快挙を成し遂げ、世界にその名をとどろかせました。

その後も、70歳、75歳、80歳でエベレスト登頂を成功させ、世界最高齢の登頂者として、ギネス認定されています。そんな超人的な冒険の経歴を持つ三浦さんですが、53歳でアコンカグアからのスキー滑降を達成し、70歳でエベレストを登頂するまで、空白の時期がありました。
その時期とは一体・・・?



Q:53歳のアコンカグアから70歳のエベレストまで間が空いていますね?

三浦:『そうなんです。アコンカグア終わった時に、もう53歳。もうすぐ60歳を迎えるということで、自分で冒険家を定年退職したんです。のんびりゴルフや温泉を楽しみ、暴飲暴食を繰り返すうちに、だんだんメタボになってしまって・・・。身長164センチですけど、体重が90キロ近くになりました。
さらに、狭心症の発作を起こすわ、高血圧、糖尿病、高脂血症と、いわゆる生活習慣病のデパートみたいになってしまいました。』

メタボで自暴自棄な自分を変えた父の存在

三浦雄一郎さん、父・敬三さん

当時診察した医師から「余命3年」と警告されてしまった三浦さん。そんな三浦さんが一念発起したのは、父、敬三さんの存在でした。



Q:50代・60代でメタボになったあと、70でエベレストに登頂されるわけですが、一念発起して登ってみようと思い立ったのはどうしてですか?

三浦:『ちょうどその頃、僕の父親、三浦敬三が「99歳になったらスイスのモンブランをスキーで滑る」と言いだしたんです。90超えてからスキーと登山で3回骨折しているのに、です。でも、それを全部治して、とうとうモンブラン、99歳で滑ったんですよ。
そんな父を見て、「俺もまだ60代でくたばっていられない。もう1回復活してみよう」と自分を奮い立たせました。結局僕が何もしなくなったのは、自分の目標がなくなったから。そこで、「エベレストに登る」という目標を立て、トレーニングを積みながらメタボを治し、運が良ければエベレストに登れるだろうということでスタートしたんです。』

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年3月号に詳しく掲載されています。

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