t-PAと血管内治療をあわせた脳梗塞の治療

更新日

t-PAと血管内治療の併用

脳梗塞に対する有効な治療法としては、静脈から血栓を溶かす薬を点滴する「t-PA」と、
カテーテルと呼ばれる管を脚の付け根から脳の血管が詰まっている場所まで通し、管の先端にある装置で血栓を直接取り除く「血管内治療」があります。

これまで、これらの治療は個別に行われてきましたが(t-PAは発症後4時間半以内の患者が対象。血管内治療は主に4時間半を過ぎていたり、t-PAで血栓を溶かすことができなかった患者に使用されます)、最近、t-PAと血管内治療を併用することで治療効果が飛躍的に高まることが分かってきました。

これを受け、『脳卒中治療ガイドライン2015(追補2017対応)』では、脳梗塞を発症した患者に対しては、t-PAと血管内治療を併用して治療することを強く推奨しています。この治療法はt-PAを用いるため、原則として発症後4時間半以内の患者にのみ適用されます。

t-PAと血管内治療の併用

このように、t-PAと血管内治療の併用は高い治療効果を発揮しますが、血管内治療には専門的な技術が必要で、治療を施せる医師が不足していることが課題となっています。

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年5月号に詳しく掲載されています。

きょうの健康テキスト
テキスト発売中
購入をご希望の方は書店かNHK出版お客様注文センター
0570-000-321まで
くわしくはこちら